地面を歩くカメを見守ろう♪初夏はカメの産卵シーズンです

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 初夏の御苑を散策していると、しばしば芝生や園路、草はらなどでカメに出会うことがあります。カメといえば水中で暮らす生きものというイメージがあるので、陸地を歩いている姿に驚くお客様もいらっしゃるようです。
 御苑にはスッポンやクサガメなど数種類のカメが暮らしていますが、池を泳いでいたり、甲羅干しのため水辺の石の上にいることも多く、園内で観察しやすい生きもののひとつです。
 カメラに親しむ恒例行事「新宿御苑フォトコンテスト」でもカメを主役にした入賞作品があります。
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【2016新宿御苑フォトコンテスト入賞作品】
「共生」末吉邦男さん(撮影日:7月8日 撮影場所:母と子の森)
 
 ちょうど初夏の5月から6月にかけてはカメの産卵シーズン。いつもは陸に上がってくるのが珍しいカメたちも、この時期はカメのお母さんが卵を産むため上陸し、地面を歩いていることがあります。多くは外敵の少ない夜から明け方にかけて産卵しますが、なかには日中に行う大胆なお母さんもいます。
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 今日は日本庭園でちょうど陸に上がったところのスッポンに出会いました。
(写真:中央左手の落ち葉の中にスッポンがいます)
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 スッポンはすぐにこちらに気づいたようですが、両手足をくるくると上手に使い、ガサガサと落ち葉を掻きわけて、どんどん池とは逆方向の森の奥へと進んでゆきました。
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 カメは水辺の生き物なので、陸にいると身体が乾いてしまうのでは?と心配される方もいらっしゃいますが、この行動は目的があってのこと。
 産卵を無事に終えると再び池に帰ってゆくので、園内を歩くカメを見かけた時は無理に池に戻したりせず、あたたかく見守ってあげてくださいね。
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(写真:クサガメの赤ちゃん/5月撮影※今年産卵された卵は翌年春に孵化します)
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 今日は梅雨の晴れ間が広がりました。さわやかな緑まぶしい初夏の新宿御苑で、都会の森に暮らす生きものたちに親しんでみませんか。
(写真:日本庭園の上の池)
 
■新宿御苑の庭園を守るために■
 新宿御苑では、園内の動植物や施設を守り、他のお客様にも楽しくすごしていただくため、次に掲げる行為はご遠慮願っております。
 みなさまのご協力をお願いいたします。
 
【自然保護・文化財保護のため、動植物や庭園、施設等を傷つける以下の行為はご遠慮ください。】
 ・植物を採ったり傷つけたりすること
 ・動物(魚類、昆虫類を含む)を捕まえたり傷つけたりすること
 ・園内の木に登ること
 ・園内の動物にえさをやること
 ・立入禁止・植栽保護区域に立ち入ること
 ・植物を持ち込んで植えること
 ・動物を持ち込んで放すこと
 ・施設や工作物等を壊したり、汚損すること
 ・その他、管理者が適当でないと認める行為
 

2018年6月19日 11:00

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