シャンデリアの様に優美なアメリカキササゲ

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 千駄ヶ谷門近くのツツジ山では、アメリカキササゲが見ごろとなりました。例年ですと6月上旬にみごろとなりますが、今年は暑い夏のような気候の為か、駆け足で咲き進みました。
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 漢字ではアメリカ木大角豆と表しますが、これはアメリカに自生し、木に豆のササゲ(大角豆)のような細長い果実をつけることから名づけられました。
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 大きな黄緑色の葉の間から、「ここに咲いているよ!」といわんばかりに目を惹く豪華な白い花はフリル状で、花びらには紫と黄色の斑点があります。これは、「蜜標(ハニーガイド)」といいます。
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 花粉の運び手の虫に蜜のありかを示すためのものであるといわれています。房状に集まって咲くのが特徴で、まるで宮殿に飾られているシャンデリアのように華やかです。
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 アメリカキササゲは、北アメリカ原産の落葉高木で、明治20~30年代にヒマラヤスギやラクウショウなどとともに渡来しました。日本で初めて新宿御苑で栽培が始められ、国内で最も古い歴史のある木のひとつといわれています。
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 昭和34年には新宿御苑開園十周年記念の際に、新宿御苑の「名木10選」のひとつにも選ばれましたが、数十年前の落雷により、幹が折れてしまいました。その後、樹木治療を行い、現在はひこばえが大木となり、再び花をつけるまでに生育しています。
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 天候にもよりますが、今週いっぱいはお楽しみいただけそうです。
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 本日は曇り予報でしたが、太陽がさんさんと輝き青空の広がる良いお天気となっています。広大な芝生広がるイギリス風景式庭園では、巨樹が作り出す木陰で多くのお客様がシートを広げてピクニックを楽しまれています。

2018年5月27日 11:55

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