青空にはためく純白のハンカチ

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 カンザンやフゲンゾウなどの八重桜がみごろとなり、華やかさを増す新宿御苑。本日も多くのお客様が満開の桜の下で、お花見や記念撮影など、桜咲く園内散策を楽しんでいらっしゃいます。
 毎年、八重桜とバトンタッチで皆様の注目を集める「ハンカチノキ」。例年ですと4月下旬ごろにお楽しみいただけますが、今年は夏日のような日が多いためか、10日ほど早くみごろとなりました。
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 園内にはハンカチノキが3本ありますが、3本とも新宿門から入園してラクウショウへ向かう外周園路をすすんだ芝生に植栽されています。遠目からでも、木いっぱいに純白のハンカチがぶら下がり、木が白く霞んでいるのが分かります。
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「ここでは背伸びしなくても、じっくりハンカチが見られるわ。」とお客様。
 ハンカチノキは樹高が最大20メートルにもなる落葉高木です。年を重ねて木が大きく育つと高い枝ばかりに花が咲いてしまうので、花が見にくくなりがちです。御苑のハンカチノキは平成6年(1994)に植栽され、14メートルにまですくすくと成長しましたが、低い枝にもたくさんの花をつけているため、目線の高さでもお楽しみいただけます。
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「この白い部分は花びらなのかしら?」と、よくお問い合わせいただきます。この部分は葉が変化した苞という部分で、芽吹きの頃には葉と同じ緑色をしています。よ~く観察してみると、ほんのりと黄緑色のハンカチも混じっています。
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では、花はいったいどこにあるのでしょうか?
皆様、お分かりになりますか?
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 正解は、白い苞の前にある赤褐色の玉のような部分が花になります。ハンカチノキの花は、花びらは無く小さな雄しべがぎゅっと詰まっています。
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 土曜日には雨の予報が出ているので、ハンカチ部分をきれいにご覧いただけるのは13日ごろまでと思われます。
 青空にはためく純白のハンカチをお楽しみください。
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2018年4月 9日 12:42

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