今日は、朝のうちは寒くコートとマフラーが必要でしたが、風もなく穏やかに晴れ、お昼近くにはポカポカ陽気になりました。
三角花壇近くの植え込みでは、トサミズキが見ごろをむかえています。
トサミズキはマンサク科の落葉低木です。新宿御苑のトサミズキは5mほどに大きく生長し、たくさんの花をつけて景色をパッと明るくしています。
トサミズキは 高知の石灰岩地帯などの岩場に自生しています。江戸時代から観賞用に栽培されていて、切り花の利用や庭木としてよく植えられています。
ランプシェードのような形の可愛らしい花ですね。しべの赤い色がチラチラと見えています。
トサミズキの園路を挟んだ反対側にはシナミズキの植栽があり、園路を飾っています。シナミズキは一房に7、8個と花数が多いのが特徴です。ちょうど向かい合って咲いていますので、違いを見比べてみると楽しいですね。
園内には、そのほかにヒュウガミズキもあります。ヒュウガミズキは花がトサミズキよりも小さいのが特徴です。しべは濃い黄色で全体的に可愛らしい印象です。
【写真:大木戸門】
【写真:日本庭園上の池近く】
【写真:旧洋館御休所前】
御休所前のヒュウガミズキはまだつぼみが多いようです。
【写真:シナミズキ】
今週は気温が20度を超える日があるとの予報が出ています。
園内は日に日に春色に染まっていきそうです。
2018年3月13日 15:57