落雷と新宿御苑の樹木

カテゴリ:

 8月も下旬に入り、残暑のなかにも涼風がときおり感じられるようになってきました。暦の上での季節は秋ですが、今日もむしむしした一日になりました。
 
 先日8月19日(土)は関東全域で大気が不安定となり、局地的に雷をともなう激しい雨が降りました。「雷」は夏の季語にもなっていますが、これは夏は空気がよく温まるので上昇気流が発生しやすく、雷雲となる積乱雲が発生しやすいという気象条件にちなんでいます。
 
 千駄ヶ谷門近くでは先日の落雷の影響を受けている樹木が見つかりました。
170822s01.JPG
170822s02.JPG
 被害を受けた木はヒマラヤシーダーです。
 樹皮が上から下まで一筋はがれていて、落雷が木の上から下まで走ったことが分かります。この周辺には何本もヒマラヤシーダーが植栽されていますが、そのうちこちらの1本のみ被害を受けました。
170822s07.JPG
 千駄ヶ谷休憩所近くには新宿御苑名木10選に選ばれたアメリカキササゲがあります。オブジェのような樹形が印象的ですが、じつはこちらも数十年前に落雷の被害によるものです。幹が真っ白になるほどの被害を受けたものの、樹木治療が行われ、現在はひこばえを大きく伸ばし、毎年花が咲くほどに回復しています。
170822s29.JPG
 園内には樹高が高い樹木がたくさんあるため、雷が発生した場合、それらに落ちる可能性があり危険です。
 園内散策の際に雷鳴を聞いたり、雷雨に出会ったら、木の下ではなく、素早く近くの建物に避難してください。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

2017年8月22日 11:00

2019年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31