☆巨樹の歴史を知ろう! ~ 第3回 ラクウショウ ~

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    今週半ばは、今年最高気温の猛暑日になりましたが、本日はとても過ごしやすい涼しい気温となっています。新宿門からほど近い母と子の森では、昨夜からの雨をたっぷりとふくんだ樹々たちが瑞々しくたたずんでいます。
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  巨樹の歴史を知ろう!第3回目は、ラクウショウ(落羽松)のご紹介です。アメリカ原産のスギ科の落葉高木で、落ちる葉が羽のように見えることから名付けられました。沼地や湿地などに生育していることから別名ヌマスギとも呼ばれています。

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    明治20~30年代に、ユリノキやプラタナスとともに、日本で初めて植えられ、樹齢100年を超える国内で最も古い歴史のある木です。新宿御苑の巨樹の高さランキングでは、イチョウ・ユリノキ・モミジバスズカケノキとならんで第9位の35メートルにも達しています。幹回りは520センチ以上にまで育っています。

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  「こんなに大きな気根は、国内では滅多に見られないので、素晴らし生育環境ですね!」、「土地が下がっている湿地になりやすい所が気根もよく育ていますね。」とお客様。木の周りには「気根」と呼ばれる沢山の根っこが、まるで動物の形の様に見えています。湿地であることから、地中に根っこを張り巡らせていると酸素を充分に吸収できない為、気根(呼吸根)を出して酸素不足を補っています。

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    ご来園の際はぜひこの不思議な木・ラクウショウを観察してみてください。

2017年8月12日 12:51

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