☆巨樹の歴史を知ろう! ~ 第1回 ユリノキ ~

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 本日より8月がスタートしました。お子様たちが夏休みという事もあり、家族連れの方が多くご来園しています。朝から厚い雲に覆われ、時折パラパラと小雨が降り、湿度が高く、じめっとした暑さがまとわりつく一日となっています。
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 夏の新宿御苑でひときわ目を惹くのが、新宿門からフランス式整形庭園へまっすぐのびた見通し線(ビスタライン)の中央に立つユリノキです。
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 どっしり堂々と佇むこちらのユリノキは、新宿御苑のシンボルツリーにもなっています。遠くから見ると、1本の木のようにも見えますが、近付いて見ると3本の木が背比べするように寄り添いながら並んでいます。
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 幹回り約5メートル、樹高は高いもので約35メートルにまで生長しています。
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 ゴールデンウィーク頃に、チューリップに似た花を咲かせますが、夏の時期は果実を見ることができます。翼果が松かさ状に集まっていきます。秋頃には風に乗ってパラパラと種が飛ぶ姿もお楽しみ頂けます。
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 新宿御苑のユリノキは明治20年から30年代に日本で初めて植えられたものと言われており、樹齢は約120年以上と推定されています。
 明治34年には新宿御苑の開園10周年記念に、『御苑名木10選』にも選ばれ、明治40年には街路樹育成用に園内のユリノキの種子が東京に払い下げられました。赤坂迎賓館から外堀通りの紀伊国坂をはじめ、現在東京都内の街路樹のユリノキは、御苑のユリノキが母樹であるといえます。
 園内散策の際には、歴史的な巨樹もぜひご鑑賞ください。

2017年8月 1日 13:14

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