園内に現れる小さな謎の山

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 今日は、開園時に気温が30度を超えていましたが、空は厚い雲に覆われ、強い風が吹いていますので、ジリジリとした暑さからは解放され、少しホッとできる日曜日になりました。
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 園内を散策していて、地面に小さな山が出来ているのを気づかれた方もいらっしゃると思います。これは、私たちの足元で暮らしているモグラの仕事の跡「モグラ塚」です。
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 日本には全国各地に7種類のモグラがいるとされますが、新宿御苑には、おもに東日本に分布するアズマモグラが生息しています。モグラは繁殖期以外は単独で生活しています。写真のモグラは、2006年の5月に撮影されたもので、親から巣立ちをさせられた若いモグラと思われます。無事に自分のトンネルを掘り出して元気にしているといいですね。
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 モグラ塚はトンネルの出入り口というわけではなく、トンネルの掘削作業で出た不要な土を押し上げるようにして捨てた「土捨て場」です。モグラは地下のトンネルの中を行き来して、ミミズなどの虫を食べて生活しています。
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 トンネルはとても長く、小さなトンネルでも小学校の教室六個分くらいの範囲に広がっているそうです。モグラ塚が連続している場所ではトンネルの形が想像できますね。なかなかモグラが動いている姿を見る事は出来ませんが、このようなフィールドサイン(痕跡)で活発にエサを探している様子を想像することができます。
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 現在、新宿門横のインフォメーションセンターではアズマモグラの紹介展示をしています。どうぞお立ち寄りください。
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2017年7月23日 12:03

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