今日は朝は曇り空で、時折パラリと雨が降る梅雨らしいお天気でしたが、午後から晴れ間が見え、気持ちの良いお散歩日和となりました。ようやく梅雨らしくなってきた園内、芝生広場ではキョウチクトウがみごろをむかえています。
キョウチクトウ(夾竹桃)はインド原産の常緑樹で、漢字では「夾竹桃」と表し、葉が竹に、花がモモに似ていることが名前の由来です。日本には、中国経由で江戸時代に渡来したといわれています。
公害に強い花木として知られており、高速道路や工場の緑化に広く利用されています。葉の裏面に小さなくぼみがあり内側に毛が生えていてフィルターの役割をし、気孔から有害物質が体内に入ることを防いでいるそうです。
芝生広場の他にも千駄ヶ谷休憩所付近にも植栽されており、白色の一重とピンクの八重咲きの花が咲いています。近くで咲いている、ヤエクチナシの花や香りとともにお楽しみください。
2017年6月14日 13:13