梅雨の代表花アジサイがみごろをむかえました

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 母と子の森やイギリス風景式庭園、新宿門周辺などでアジサイがみごろをむかえました。
(写真:新宿門近く)
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 先日6月7日には気象庁より関東甲信地方の梅雨入りが発表されましたが、今年はほぼ平年並みの梅雨入りになったとのこと。梅雨入りから約40日間ほど続く、長い長い雨の季節がはじまります。
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 新宿御苑でも1週間前に開花をお知らせしていましたが、梅雨入りにあわせるように咲きすすみました。
(写真:新宿門近く)
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 アジサイといえば雨の似合う、梅雨の季節を代表する花としてもおなじみですね。身近なところでは花屋さんのほか、有名なアジサイ寺や公園など、いろいろな場所で目にする花ではないでしょうか。
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 近ごろは青や紫、白、赤、ピンクなど花色のバリエーションに加えて、花の形や咲き方もさまざまなアジサイが見られるようになりました。
 華やかな鉢植えのアジサイには「西洋アジサイ」をはじめ、英名の「ハイドランジア(Hedrangea)」ときにはフランスやイタリア名の「オルテンシア(Ortensia)」といった名が付けられていることもあり、アジサイを外国産の花と思っている方もいらっしゃるようです。
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 今では鑑賞用に広く栽培されるアジサイですが、そのはじまりは日本原産のガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイ、ヒメアジサイの4種類にルーツをたどります。朝鮮半島にも分布するヤマアジサイを除くと、すべて世界で日本にだけ自生するアジサイです。
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 外国産の野生種アジサイはほとんどが白花で、有色のアジサイを作るのはむずかしいことだったそうです。そのため日本産のアジサイがもつ「青」は、アジサイの園芸品種としての発展に重要な役目を果たしました。いま私たちが目にするアジサイの多様な花色は、もともとは日本原産のアジサイから生まれたものともいえますね。
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 いまでは多くの園芸品種が作られ、全国各地にたくさんの名所があるアジサイですが、もともとは日本の山地や海岸沿いなどに自生する植物です。
 新宿御苑には園内各所に約230本のアジサイを植栽しています。なかでもここ母と子の森エリアは、森の中でしっとりと咲く、自然体のアジサイを思わせる花姿が楽しめます。
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 また、まとまった花を見やすいエリアとしては、新宿門近くの芝生広場がおすすめです。こちらは日当たりの良さにめぐまれてか、毎年とても花付きがよく、見ごたえがあります。
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 アジサイは見た目の違いから、手まりのように丸く咲くアジサイと、装飾花が額縁のように咲くガクアジサイとがあります。新宿御苑にはどちらかといえばガクアジサイを多く植栽しています。
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 ガクアジサイの花をよくよく見ると、しばしば先客がいることも。今日は1匹のヒゲナガハナバチの仲間が花に立ち寄っていました。後ろ脚いっぱいに花粉だんごを付けて、次の花へと飛び立ちます。
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(写真:後ろ足いっぱいに花粉団子を付けています)
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 みずみずしい緑の庭園風景とともに、個性ゆたかな旬のアジサイの花と季節の生きものたちとの出会いをお楽しみください。
(写真:母と子の森外周)

2017年6月11日 12:00

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