沖縄の開花宣言で親しまれる桜といえば?

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 日本庭園や下の池でカンヒザクラ(寒緋桜)がみごろをむかえています。
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 濃紅の花色は遠目にもすぐに分かるほどで、草木が芽吹きはじめ少しずつ春めいてきた園内に、ひときわ鮮やかな彩りを添えています。
 新宿御苑には園内各所に高さ3メートル位の低木を4本植栽しています。
(写真:日本庭園)
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 カンヒザクラは中国南部や台湾などに自生し、日本でも沖縄県の石垣島で確認されています。
 沖縄では生育が難しい染井吉野の代わりによく植えられており、桜の開花宣言に利用されています。
 東京では江戸時代後期(1800年代)から栽培がはじまりました。
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(写真:下の池)
 
 カンヒザクラの一番の特徴は何といってもこの個性的な花姿ではないでしょうか。
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 花びらが平らに開かないで、釣り鐘のような形をしています。しばしばお客さまより「カンヒザクラはいつ満開になるのかしら?」とお尋ねいただきますが、こちらがカンヒザクラにとっての“満開”の装いとなります。
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 おなじみ染井吉野の桜色よりも、ひときわ濃い紅色の花色も目をひきますね。鮮やかな花色にちなみ、緋寒桜(ひかんざくら)や薩摩緋桜(さつまひざくら)という別名でも親しまれています。
 一般的な桜のイメージとはまた違った印象ではありますが、これも桜の多様性を感じさせる一面ともいえますね。
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(写真:日本庭園)
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(写真:日本庭園のハクモクレン)
 染井吉野に先駆けて開花する桜をはじめ、ハクモクレンハチジョウキブシなど早春の花がつぎつぎと咲きほころぶ園内で、季節の花々との出会いをお楽しみください。
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(写真:日本庭園のハクモクレン)

2017年3月16日 11:30

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