タカトオコヒガンが咲き始めました

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 すっきりとした青空が広がりました。空気は冷たいものの、日差しがキラキラと眩しい園内では、国内外のお客様が次々に咲き始めた春の花を楽しんでいらっしゃいます。
  玉藻池でタカトオコヒガンが咲き始めました。
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 タカトオコヒガンは、キンキマメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられる栽培品種です。コヒガンによく似ていますが、花は淡紅色の一重咲きで花びらはやや大きめです。萼筒がややくびれたつぼ型をしているところはエドヒガンに似ています。
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 タカトオコヒガンは長野県伊那市の高遠城址に多数植栽されていて、新宿御苑が高遠藩主内藤家の下屋敷であったことから贈られました。
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 新宿御苑のはじまりは、今から400年以上も前の江戸時代。天正18年(1590)に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷でした。内藤家の下屋敷は、のどかな田園風景そのままの庭園で、華麗な建造物などはありませんでしたが、地域の住民とともに楽しむ憩いの庭として親しまれていたようです。なかでも玉川園(現在の玉藻池)は、江戸の名園のひとつに数えられていました。玉川園の面影を色濃く残す現在の玉藻池は新宿御苑のルーツともいえる場所です。
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 そんな玉藻池で、たくさんのつぼみをつけたタカトオコヒガンが遠目に見てもほんのりとピンク色に染まって景色を明るくしています。天候にもよりますが、来週末くらいに見ごろになりそうです。  
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2017年3月 9日 14:18

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