雲ひとつない青空が広がりました。今朝も最低気温が氷点下まで下がり肌がピリッと痛い厳しい寒さが続いていますが、風がないので陽射しの下ではほんのりと暖かさを感じます。
園内各所でツバキが開花しました。
エコハウス横の道を楽羽亭の方にお進みいただいた右側にツバキ林があります。色様々なツバキが植栽されているので、林の中に立っていると、おとぎ話の中に紛れ込んだかのようです。
園内には同じツバキ科のサザンカもたくさん植栽されていて秋からお楽しみ頂いていましたが、これから春まではツバキの季節。この林は人気の撮影ポイントになります。
サザンカとツバキの花はとても似ていますが、入れ替わるように咲くので、咲いている時期や花の形、落ち方等で見分けることが出来ます。
ツバキは全国に自生する常緑高木で、さまざまな園芸品種があり花の色や花びらの数もバラエティーに富んでいます。葉のツヤツヤとした濃い緑色が一年中美しいのも魅力のひとつで、艶のあるツヤハキ(艶葉木)、葉の厚いアツハキ(厚葉木)、テルハキ(光葉木)など名前の由来には諸説ありますが、光沢のあるツヤツヤした葉っぱの木が転じてツバキとなった説が一般的のようです。
楽羽亭近くのツバキ林の他に菊栽培エリア外周にもたくさんのツバキが植栽されています。一番寒い季節に華やかに園内を彩るツバキの花をお楽しみください。
2017年1月25日 13:35