いろいろな落ち葉じゅうたんを探しに行こう♪

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 先日、園内最後の紅葉スポット・モミジ山をご紹介しましたが、新宿御苑の紅葉はそろそろ見おさめ。
 園内の色づいた木々も日を追うごとに葉を風に舞い散らせて、だんだんと冬木立の姿へと装いを変えています。
(写真:母と子の森)
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 昨日は雨が降ったので、今日は雨上がりの園内。雨風で落葉がすすんだのか、園内各所にいろいろな木の落ち葉じゅうたんが出来上がりました。
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 真っ赤に色づく木の下には赤いじゅうたん、黄色く色づく木の下には黄色のじゅうたん、茶褐色に落葉する木の下にはミルクティー色のじゅうたんが広がります。
 慣れ親しんだ場所でも、落ち葉が一面につもると、ずいぶん雰囲気が変わるものですね。
(写真:母と子の森クヌギ林)
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 新宿御苑で落ち葉観察におすすめの場所が母と子の森です。
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 母と子の森は都会の子どもたちが身近な自然に親しめるよう整備された自然観察フィールドです。
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 武蔵野の雑木林を思わせる森の中で、クヌギやコナラといった雑木林の代表樹のほか、カエデやラクウショウ、メタセコイア、モミジバスズカケノキなど、さまざまな木々の紅葉が楽しめます。
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 色づいた木々を見上げて愛でるのも楽しいものですが、地面を彩る落ち葉のじゅうたんの美しさも格別。
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 赤や黄色に色づいたカエデが地面に舞い散る様子は、まるで夜空を彩る星のようで、歩いてしまうのがもったいないような気持ちになりますね。
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 11月に紅茶色に色づいたラクウショウですが、いまはすっかり落葉がすすみ、木の足元いっぱいに落ち葉が降り積もりました。
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 「あら!あれは何かしら!」とお客さまが指さす先には、地面からにょきにょきと伸びる何とも不思議なもの。
 こちらは気根(きこん)といって、ラクウショウが呼吸をするために地上に伸ばした根っこです。
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 小人?人の手?動物?などなど。見る人によってさまざまなイメージで親しまれています。
 落ち葉の季節だけ楽しめる何ともメルヘンな景色とあって、カメラにおさめる方やスケッチの題材になさる方も多くいらっしゃいました。
 
 ラクウショウは、この気根のユニークな形が印象に残りやすいようで、新宿御苑フォトコンテストでもたびたびラクウショウの気根を魅力いっぱいに捉えた入選作品が誕生しています。
 
【2015新宿御苑フォトコンテスト入選作品】
「森のこびとたち」 伴博之さん
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 「新宿御苑は落ち葉を片付けすぎないのがいいよね」とお客さま。
東京は公園や街路樹などがあちらこちらにあり町中に緑は多いものの、晩秋の落ち葉はというと掃除されて見られないことがほとんどのようです。
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 新宿御苑では、安全に留意する園路などでは通行スペースの確保に努め、森や植え込みの中などは自然のままに落ち葉を残して、季節の風情を楽しめるように管理を行っております。
 園内散策の際は、都会ではめずらしい落ち葉のじゅうたんもぜひお楽しみください。
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 イギリス風景式庭園の植え込みでは、真っ赤に染まったカエデの下でスイセンの花が咲きはじめました。
 12月も半ばを過ぎ、だんだんと本格的な冬に向かう季節。
 新宿御苑で季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。

2016年12月15日 11:00

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