ユリノキの黄葉がみごろをむかえました

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 白灰色の絵具を塗り重ねたような厚い雲が空を覆い、冷たい風が吹く寒い朝になりました。連日の寒暖差により、園内の紅葉はかけ足気味にすすんでいます。
 大温室前ではユリノキの黄葉がみごろをむかえました。紅葉シーズンの先駆けのひとつともいえる樹木で、色鮮やかな黄金色に染まった姿が人気を集めます。
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 ユリノキは北アメリカ原産の落葉高木で、明治20~30年代に日本ではじめて新宿御苑に植えられたといわれています。
 明治40年には、街路樹育成用に園内のユリノキの種子が東京に払い下げられ、赤坂迎賓館から外堀通りの紀伊国坂をはじめ都内各所に植えられました。
 このことから、東京都内の街路樹のユリノキは、御苑の木がお母さんともいえますね。
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 現在も明治時代に植えられたとされるユリノキをはじめ、園内各所に約30本の木が生育しており、多くが樹齢100年以上、樹高20メートルを超える大木に育っています。
 ここ大温室前のユリノキは、樹高40メートルを超え、空に向かって真っすぐに伸びる姿は「威風堂々」という言葉がぴったりです。
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 遠くからでも目をひくユリノキはオレンジ色に。おとなりのイチョウは優しい黄色に。そして、それぞれ少しずつ黄緑色が残り美しいグラデーションになっています。温室前はパッと明るい景色に染まりお客様に人気の撮影スポットになっています。
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 時折、風が吹くとハラハラと葉が舞って落ちてきます。この個性的な形をした葉はユリノキの葉です。寒い時期に着る上着の「半纏(はんてん)に似ていることからユリノキは「ハンテンボク」という別名もあります。
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 この植え込みがユリノキとイチョウの落ち葉でいっぱいになると、園内は紅葉のベストシーズンへと入っていきます。
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 天候にもよりますが、11月下旬から12月上旬が園内全体の紅葉のみごろになりそうです。
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2016年11月16日 15:06

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