一文字菊、管物菊花壇

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 11月1日よりはじまった菊花壇展も会期後半をむかえました。
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 昨日は吐く息も白く、一気に冬になったかのような冷え込みとなりましたが、本日は一転してぽかぽかとあたたかな一日となりました。
 すっきりと晴れた週末とあって、開園まもなくたくさんのお客さまが日本庭園に来場され、伝統の菊花壇展をご鑑賞なさっています。
(写真:第二露地花壇)
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 本日ご紹介するのは「一文字菊、管物菊花壇」です。
 木の素材をいかした障子屋根の上家に、一文字菊13品種97株、管物菊13品種97株の計194株を、22列に1本仕立てで植え込んだ花壇です。
 会場となる日本庭園を順路に沿って進み、お茶室・楽羽亭の前でご覧いただけます。
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 「一文字菊、管物菊花壇」は、一文字菊と管物菊を交互に一列一品種ずつ、木・白・紅と配色よく植え込みます。植えた菊全体が馬の手綱模様に見える「手綱植え」の様式で、先日ご紹介した大菊花壇も手綱植えの様式が特徴となっています。
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 一文字菊は一重咲きの大輪菊で、花びらが平たく幅広く伸びるのが特徴です。16枚前後の花びらが円形に咲き開いた花姿から、御紋章菊とも呼ばれています。
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 管物菊とは、すべての花びらがストローのように管状になっている菊のこと。花びらの太いものを太管物菊、細いものを細管物菊、その中間の太さのものを間管菊と呼んでいます。
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 こちらの花壇では細管物菊を用いておりますが、一般に栽培されている玉巻性のものではなく、細く長く雄大な花びらを持つ、新宿御苑で独自に作り上げた品種を用いています。
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 新宿御苑の菊花壇展は、一花一花の優美さはもとより、花全体の色彩の変化や、上屋や風景との調和など、花壇全体の総合美が鑑賞のポイントとなっております。
 ご鑑賞の際はぜひご注目ください。
(写真:懸崖作り花壇)
 
■「新宿御苑 菊花壇展」をご紹介する記事はこちら■
 
■新宿御苑菊花壇展
 日時:平成28年11月1日(火)~11月15日(火)(期間中は無休)
    9:00~16:00(閉門は16:30)
 会場:新宿御苑内日本庭園
 料金:新宿御苑への入園料(大人200円、小・中学生50円)
 内容:皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」を開催します。
 
■菊花壇解説展
 日時:平成28年11月1日(火)~11月20日(日)(期間中は無休)
    9:00~16:30(最終日は15:00まで)
 会場:新宿御苑インフォメーションセンター1階アートギャラリー
 料金:無料
 内容:新宿御苑菊花壇展の魅力を分かりやすくご案内します。
 
■新宿御苑開園110周年記念企画「文献からひもとく菊の花の魅力」
 日時:平成28年11月1日(火)~20日(日)9:00~16:30
 会場:エコハウス内レストランゆりのき横展示室

2016年11月12日 12:30

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