第2回 平成28年度東口地域地震防災訓練に参加しました

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 新宿駅周辺防災対策協議会および新宿区の主催により「平成28年度東口地域地震防災訓練」が開催されました。今回はより実践的な訓練となるよう、本日10月27日(木)と次回11月10日(木)の全2回に分けて実施されます。第2回目となる本日は、実働訓練を行いました。

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 まず前回配布された被害状況想定に基づき、あらかじめ自組織の建物等が避難場所として使えるか、また避難経路は確保されているか、などの安全確認を行います。そして、新宿区役所第一分庁舎に設けられた東口現地本部に、各自それぞれが情報を持ち寄るところから訓練がスタートしました。
 東口現地本部には、自分たちの施設の情報のほか、避難場所までの安全な経路や火災、負傷者の発生状況、駅など交通機関の周辺情報が集まります。各自が情報を持ち寄ると同時に、集約した情報をそれぞれの施設へ持ち帰り、お客さまへの誘導対応等に活用します。
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 次に病院へ搬送するべき重傷者の探し出し(トリアージ)を行いました。大都市における災害発生時には、医師や看護師、医療従事者や医療資源の不足が避けられません。一人でも多くの命を救うためには、いち早く重傷者を選別し、病院へ搬送する必要があります。訓練では意識や呼吸、脈の状態、出血の有無等から傷病状況を見きわめ、重傷者のみを応急救護所へ搬送します。
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 その後トリアージされた重傷者をブルーシート、担架を使用し搬送しました。災害が発生すれば救急車の到着が困難となるため、人の力のみで搬送する状況も起こりえます。担架のほか、ブルーシートや毛布なども使って負傷者を搬送します。
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 負傷者は、応急救護所と想定したハイジア1階ホールまで搬送します。搬送後、まずはじめに新宿区医師会と大久保病院の医療従事者によるトリアージが行われます。ここでのトリアージにより、再度、重傷の「赤」と判断された負傷者は、すぐに病院へと移され、医療処置が行われます。
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 応急救護所では緊急性の高い重傷者のみ医師の治療を要請します。軽傷者は、それぞれの事業所において、私たち市民が応急手当てを行います。
 救急セットや医療品がそろっていなくても、ガーゼがなければハンカチ、包帯のかわりにネクタイ、ストッキングなどが利用でき、副子(添え木)には雑誌、腕つりにはボタン付きの衣類を使うことができます。身の回りにあるものを使って、応急手当てをする方法があると知っておくことが大切なのだと分かりました。
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 家族や友人など身近な人を助けられるよう、日頃から防災訓練に参加し、知識や技術を磨くとともに、災害発生時においては何よりも自分がケガをしないということも重要なのだと感じました。
 新宿御苑では今後も防災訓練を通して、新宿地域の防災力の向上と、職員の防災応急技能向上に努めて参りたいと思います。

2016年11月10日 17:00

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