新宿内藤とうがらしフェア関係者交流会を開催しました

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 いよいよ明日10月1日から「新宿内藤とうがらしフェア」がはじまります。
 内藤とうがらしとは、新宿御苑が徳川家康の家臣・内藤家の下屋敷であった江戸時代に、屋敷地内の菜園から新宿一帯へと広まっていった新宿ゆかりの伝統野菜です。
 
 10月4日を「とう(10)がらし(4)の日」とし、前後10日間「とうがらし」をテーマに、新宿の新しい歴史、文化、観光、物産をご紹介します。会期中は、新宿各地の約100店舗で内藤とうがらしを使った料理や加工品が提供・販売されます。
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 「新宿内藤とうがらしフェア」開催に先がけて、本日9月30日は新宿御苑のレストランゆりのきで交流会を開催しました。
 会場には「新宿内藤とうがらしフェア」の名誉顧問である内藤家17代当主内藤頼誼さんをはじめ、新宿内藤とうがらしフェアにかかわるにかかわる学校や企業、団体、栽培農家、研究者、地域で活躍する方々など、総勢60名のみなさまにお集まりいただきました。
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 まずは、今回のフェアの名誉顧問である内藤頼誼さんより、江戸時代の新宿御苑に関するエピソードをご紹介いただきました。
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 次に、主催者の国民公園協会新宿御苑の江原支部長、新宿区観光振興協会の菊池氏、学習院専務理事の耀英一氏、NPO江戸東京野菜コンシェルジュ協会会長の大竹道茂氏よりご挨拶をいただき、内藤とうがらしにちなんださまざまな話題が紹介されました。
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 出席者のあいさつに続いて乾杯が行われ、新宿御苑レストランの伊藤シェフが、交流会に花を添える内藤とうがらしクレープとおやき、特製サワードリンク、ほうじ茶を紹介しました。
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 新宿御苑でも、日ごろよりレストランゆりのき、カフェはなのきにおいて、内藤とうがらしを使ったオリジナルメニュー作りを行ったり、園内各所の売店で内藤とうがらしの加工品や各種グッズをご紹介しています。
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 続いて、内藤とうがらしプロジェクトのリーダーである成田重行さんが、プロジェクトをスタートした経緯を紹介しました。
 
 江戸時代に内藤家の菜園で栽培がはじまった内藤とうがらし。当時、江戸で起こったおそばブームとともに薬味として大変な人気となり、周辺の農家でも栽培されるようになりました。
 秋の実りの季節には新宿から大久保、早稲田から高田馬場にかけて一帯の地が、真っ赤なじゅうたんを敷いたような風景になるほど、盛んに生産されたそうです。
 
 明治以降になると、都市開発とともに畑は減り、内藤とうがらしは栽培されなくなりましたが、江戸東京野菜の普及・啓発に取り組むNPOや地元住民による内藤とうがらしプロジェクトにより2010年に見事復活を果たし、地域の学校や商店街などで栽培の取り組みが進められました。
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 学校を中心に、地域や商店街など足元の取り組みからはじまった内藤とうがらしプロジェクト。
 現在も普及活動が活発に行われ、内藤とうがらしが結ぶ活動の輪はさらなる広まりを見せています。 
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 新宿の昔を今に伝える歴史的なシンボルとして、また新宿をさらに元気にするシンボルとして、内藤とうがらしが日本のみならず世界の方にも親しまれてゆくように、発信されてゆくことを目指します。
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 最期に、講談師の神田蘭さんより、絵本『すずめととうがらし』にそって、内藤とうがらしが広まってゆく歴史物語を披露いただきした。
 終始なごやかなムードのなか、内藤とうがらしの話題で花が咲いた交流会となりました。
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 いよいよ明日からはじまる「新宿内藤とうがらしフェア」。
 会期中は新宿各地の約100店舗で内藤とうがらしを使った料理や加工品が提供・販売されます。
 新宿の街をめぐりながら、内藤とうがらしがはぐくんだ地域の歴史や文化、魅力にふれてみませんか。
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■第3回 新宿内藤とうがらしフェア■
 とう(10)がらし(4)にちなみ、平成28年10月1日(土)から10月10日(月祝)まで、新宿各地で内藤とうがらしの魅力を発信するさまざまなイベントが開催されます。
 
 新宿御苑では平成28年10月8日(土)~10日(月祝)に江戸東京野菜をご紹介する野菜市場を開催します。
 
 新宿御苑内エコハウスの展示スペースでは、平成28年9月26日(土)~10月16日(日)まで、「新宿内藤とうがらし歴史文化展」を開催しています。

2016年9月30日 17:00

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