ビヨウヤナギがみごろです!

カテゴリ:

 梅雨の厚い雲が空を覆い、雨が降ったりやんだりと天気がコロコロと変わる本日は、空気がひんやりとして薄手の羽織が欲しい肌寒さです。雨を含みしっとりとした園内では、国内外からのお客様がお花の撮影を楽しまれたり、ウォーキングをなさったりと思い思いに過ごされています。
 新宿門からお入りになって大木戸門へ向かう園路ではビヨウヤナギがみごろをむかえています。
1.JPG
 ビヨウヤナギは中国原産で約300年前に日本に入り、古くから庭木として愛され栽培されてきました。花が美しく葉がヤナギに似ていることが名前の由来です。名前にヤナギとついていますが、ヤナギとは関係なくオトギリソウ科の植物です。長い雄しべは華やかで、おしゃれをした女性の睫毛を連想させます。
2.JPG
 
 漢字の表現としては「美容柳」のほかに「未央柳」とも書きます。唐の詩人・白居易の「長恨歌」に次のような一節があります。
 
太液の芙蓉未央の柳此に対ひて如何にしてか涙垂れざらむ
 
玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、太液の池の蓮花を楊貴妃の顔に、未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を詠んだ一節があり、美しい花と柳に似た葉を持つ木を、「未央柳」と呼ぶようになったといわれています。
3.JPG
 
 この近くにはビヨウヤナギによく似たキンシバイも咲いています。こちらは雄しべが短く花びらは丸い形で可愛らしい印象です。見比べてお楽しみください。 
4.JPG
(キンシバイ)
 
 ビヨウヤナギは新宿門近くの園路の他に千駄ヶ谷門近くでもご覧いただけます。
 
5.JPG
 

2016年6月 7日 13:18

2019年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31