【6月は環境月間です】身近な生きもののくらしを見守ろう♪

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 草木がぐんぐんと枝葉を伸ばし、さわやかな緑に包まれた新宿御苑。今日は朝には雲の広がる空模様だったものの、だんだんと天気が回復し、お昼には太陽が顔をのぞかせる良いお天気となりました。梅雨の花・アジサイも園内各所で咲きすすんでいます。
(写真:新宿門近く)
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 初夏はお出かけにぴったりの行楽シーズンですが、先日ご紹介したカメをはじめ、野鳥や虫、魚などさまざまな生きものたちも元気いっぱいに活動する季節でもあります。さわやかな緑の風を感じながら新宿御苑を散策していると、思いがけずいろいろな生きものに出会うことがあります。
 カメラに親しむ恒例行事「新宿御苑フォトコンテスト」でも毎年、御苑に暮らす生きものたちをテーマにした入賞作品が誕生しています。
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【2015新宿御苑フォトコンテスト入賞作品 特選】
「緑輝く時」中山基司さん
 
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 新宿御苑には虫や鳥などの生きものを中心に約470種の動物が生息していますが、特にここ母と子の森は観察におすすめのスポットです。
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 母と子の森は、森や池、せせらぎ、草はらなど、生きものたちそれぞれが好む空間(生息環境)が集まっているので、いろいろな種類の生きものを観察しやすいです。
 なかでも、いつも水辺にいるカメや、体が大きな鳥、白や黄色など目立つ羽色のチョウなどは、見つけやすい動物たちです。
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(写真:モンシロチョウ夏型のオスとメス)
 
 チョウは花から花へと飛びまわり植物の受粉を助けますが、クモやカマキリなど大型の虫とっては食糧にもなります。そしてクモやカマキリ、チョウは野鳥にとっての食糧となり、生きものたちはお互いに食う食われるの関係でつながっています。この生きもの同士のつながりのことを生物多様性といいます。
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 ちょうど春から夏は野鳥の子育てシーズンということもあり、子育てにはげむ親鳥の姿を目にします。虫は栄養価が高いので、たくさんのヒナを育てるために欠かせない大切な食糧なのです。
(写真:巣材に使う泥をくわえたツバメ/春に撮影)
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 野鳥のヒナたちは成長すると巣から出てゆきますが、巣立ってからもしばらくは親鳥のそばで飛び方やエサのとり方を学び、やがて独り立ちします。
 巣立ったばかりのヒナは十分に羽根が揃っていないため、まだ親鳥のように上手に飛ぶことはできません。
 そのため巣立ちのシーズンに、鳥のヒナが地面にうずくまっていることがありますが、ほとんどの場合すぐそばに親鳥が付きそっています。
(写真:スズメの巣立ちビナ/尾羽が短く、くちばしのまわりが黄色。産毛もまだ残っています。)
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 現在配布している「初夏のみどころマップ」では、裏面のトピックスでも御苑の生きものたちをご紹介しています。
 みどころマップは発行物ページでもご覧いただけるほか、各入園門のチラシラックでも配布しております。ぜひご活用ください。
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 中央休憩所、大木戸休憩所、レストランゆりのきの売店では、野鳥ピンバッチ、野鳥のエサ台、野鳥したじき、バードレストラン、鳥の巣箱など、野鳥に親しむ各種グッズをご紹介してます。園内散策の際にはぜひお立ち寄りください。
(写真:中央休憩所売店)
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(写真:野鳥ピンバッチより人気のルリビタキ、カワセミ、スズメ)
 
 新宿御苑は都会の生きものにとって大切な生活空間であり、生きものたちは都会の限られた自然のなかで上手にバランスを取りあいながらくらしています。身近な生きものたちの暮らしぶりをやさしく見守りたいですね。
(写真:クサガメ)
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■新宿御苑の庭園を守るために■
 新宿御苑では、園内の動植物や施設を守り、他のお客様にも楽しくすごしていただくため、次に掲げる行為はご遠慮願っております。
 みなさまのご協力をお願いいたします。 
 
【動植物を傷つける以下の行為】
 ・植物を採ったり傷つけたりすること
 ・哺乳類、鳥類、魚類等動物を捕まえたり傷つけたりすること
 ・園内の木に登ること
 ・園内の動物にえさをやること
 

2016年6月 8日 13:00

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