3種のトチノキがみごろです!!

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 肌にやさしい風が吹き、時折、雲間からはお日様が顔をのぞかせています。武蔵野の自然を思わせる「母と子の森」では、いろいろな野鳥が鳴き交わす中、高い梢からは、ひと際ウグイスの美しい声が響いています。木漏れ日の中を歩いていると、都会にいることを忘れてしまいそうです。
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 園内各所ではトチノキの花がみごろになっています。
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 西休憩所から母と子の森にお入り頂き左手側の道を進んでいくと威風堂々と佇むトチノキをご覧いただけます。大木の足元から見上げると、葉で花が見えにくいいため、木から少し離れて見上げてみると、高い所で花が咲いているのが分かります。
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 円錐型の花はまるで、花嫁さんが持つブーケのようです。木いっぱいにクリーム色の花をつけています。花のまわりには大人しい性格のハチの仲間がたくさん集まっています。トチノキの花はミツバチが好んで吸蜜に訪れる重要な蜜源植物。秋になると実をたくさん実らせますが、それはたくさんのハチたちが受粉を手助けしているからなのです。
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 葉の美しさも「トチノキ」の魅力の一つですね。光が当たると大きな葉や小さな葉が重なり綺麗な模様を作り出していました。
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 足元を見ると地面に近い所でも同じ葉を見ることができます。去年落ちた実から芽吹いたのでしょうか?
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 千駄ヶ谷門近くの外周路では、「セイヨウトチノキ」「トチノキ」「ベニバナトチノキ」が並んで植栽されています。花を見比べていただくのにぴったりの場所です。
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 千駄ヶ谷門寄りの木が「セイヨウトチノキ」です。パリのシャンゼリゼ通りの並木道が有名で、種子がクリ(マロン)に似ていることからマロニエともよばれています。セイヨウトチノキとトチノキは同じ白い花で、花だけで見分けるのは難しく、秋になって付く実にとげがあるかないかで見分けられ、トゲがなくつるんとした形のものがトチノキです。
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(写真:セイヨウトチノキ)
  
 真ん中がトチノキ
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(写真:トチノキ)
 
 そして、奥に植栽されていますが、鮮やかな色で目をひくベニバナトチノキです。日当たりに関係なく割とよく育つことから、最近ではよく公園にも植栽されています。
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(写真:ベニバナトチノキ)
 
 蜜を採り、実を食用とし、木材として利用してきたトチノキ。人と関わりの深い木だったのですね。児童文学「モチモチの木」に登場する木がトチノキです。お話を思い出しながらの散策はいかがですか?
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2016年5月 3日 15:40

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