メジロに寒桜♪春を探しに行ってみよう

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 2月最初の日曜日の今日は、雲ひとつない青空が広がる良いお天気となりました。吹き抜ける風はまだまだひんやりと冷たいものの、ぽかぽかと降りそそぐ太陽のぬくもりが心地よく感じられます。春めいてきた日差しに誘われるように、園内各所でウメやカンザクラなどの春の花が咲き進んでいます。
(写真:メジロとカンザクラ)
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(写真:日本庭園・上の池)
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 週末ということもあって、開園まもなくたくさんのお客さまでにぎわう園内。みごろのフクジュソウや、冬でもあったかい温室が人気ですが、なかでもひときわお客さまからの注目を集めているのが、日本庭園のカンザクラです。
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 翔天亭のすぐそばに3本の大木が並びますが、このうち開花の早い2本は、今日で5~7分咲きほどまで咲き進みました。
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 園内にはカンザクラが約10本ありますが、とくにここ日本庭園のカンザクラは人気が高い木のひとつ。今日も木のまわりには、写真撮影を楽しむお客さまの大きな輪が出来上がっていました。
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 人気の秘密は、地面に大きな影を描く、のびやかな枝ぶり。
 まだ少しつぼみが残るものの、枝先まで淡紅色の花がいっぱいに咲き、春の色彩に染まっています。
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 カンザクラのそばに寄ってみると、木の中から「チィチィチィ…♪」と可愛らしい声がいくつも聞こえてきました。声の主はメジロたち。スズメよりも少し小さく、全身オリーブ色の羽色が特徴です。よくよく見ると、何羽ものメジロが1本のカンザクラに集まっていました。
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 たくさんのメジロが集まる様子は「メジロもお花見をしに来たみたい」と思えてしまうほどですが、メジロたちのお目当ては花見というよりも、甘い花の蜜のほう。メジロは甘いもの好きで、とくにツバキやウメ、サクラなどの花の蜜は大好物。園内でいち早く開花したカンザクラの花蜜をお目当てに集まって来たようです。
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 メジロは、同じく甘いもの好きのヒヨドリのように、舌の先が筆のようになっています。自分の顔くらいもある大きな花に、くちばしを差し込んで、舌先で花の蜜を上手に飲みます。
 食事中は人が近づいても何のそのという様子。しばらくは咲き誇るカンザクラとともに、メジロたちのにぎやかな食事風景も楽しめそうですね。
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 2月4日の立春を過ぎ、日を追うごとに春めいてきた園内。まだまだ寒いながらも、季節はたしかに春に向かって動きはじめているようです。新宿御苑で春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

2016年2月 7日 12:30

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