新宿区防災対策セミナーに参加しました

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 本日12月9日、工学院大学新宿キャンパス会議室において、新宿駅周辺防災対策協議会および新宿区の主催する防災対策セミナーが開催されました。平成27年度第4回目となる本セミナーでは「帰宅困難者を受け入れるとどうなるの??」をテーマに、図上演習を用いたワークショップを行いました。
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 新宿駅周辺地域は巨大ターミナルである新宿駅を中心に、オフィスや店舗、飲食店、商業施設などが集中しています。2011年の東日本大震災時には、首都圏において約515万人の帰宅困難者が発生し、一時滞在施設や道路混雑による混乱など、さまざまな課題への対応が求められました。
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 首都直下型大地震が発生した場合、新宿区には約5万人の帰宅困難者が発生すると想定されています。困っている人々を支援するためには何が必要で、どういった問題が発生するのでしょうか。
 
 セミナーでは、名古屋大学 減災連携研究センター 准教授の廣井悠氏を講師にむかえ、「帰宅困難者支援施設運営ゲーム(KUG)」を用いて、震災時における帰宅困難者の受け入れを模擬的に体験します。イメージトレーニングを通じて、具体的な課題を確認し、理解を深めるとともに、課題への対策を考えてゆきます。
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 5班に分かれた後、一時滞在施設と想定した施設図面を使い、まずどのように帰宅困難者を受け入れ可能か、スペースの使い方や導線などを決定します。続いて、公的、私的問わずさまざまな理由で避難してきた帰宅困難者およそ300人をルールに基づいて誘導します。
 傷病者への対応をはじめ、トイレの不足や食料の分配、急病人、情報連絡など、時間の経過とともに発生する問題への対応も考えながら、各班ごとに対策案をまとめました。
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 ワークショップの最後には、各班ごとにまとめた結果を発表し、アイデアの共有を行いました。
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 新宿には多くの商業施設や業務機能が集中しているため、従業員や国内外からの観光客など、多種多様な人々が帰宅困難者となります。
 ひとつの施設ですべての人々を受け入れるには限界があります。どういった基準で帰宅困難者を受け入れてゆくか。また、施設で受け入れることが難しい場合にも、ほかの施設との連携や情報提供など、さまざまな備えが大切なのだ分かりました。

2015年12月 9日 18:00

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