第2回 平成27年度東口地域地震防災訓練に参加しました

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 新宿駅周辺防災対策協議会および新宿区の主催により「平成27年度東口地域地震防災訓練」が開催されました。
 新宿駅周辺地域は人口、商業業務機能が集中することから、首都直下地震発生時に大きな被害と混乱が起こると予想されています。訓練は、災害発生時における混乱防止と被害の軽減に向けて、地域や防災関係機関の連携強化と、自助・共助を基本とする地域防災力の向上を目的としています。
 (写真:搬送訓練の様子)
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 今回はより実践的な訓練となるよう、前回10月29日(木)に続いて2回目の訓練となります。本日は東口現地本部における情報共有と負傷者対応の実働訓練を行いました。
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 まずはじめに、前回10月29日に配布された被害状況想定に基づき、あらかじめ自組織の建物等が避難場所として使えるか、また避難経路は確保されているか、などの安全確認を行います。そして、新宿区役所第一分庁舎に設けられた東口現地本部に、各自それぞれが情報を持ち寄るところから訓練がスタートしました。
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 持ち寄った情報は、お互いに活用できるよう、共有のボードに掲示します。
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 災害はいつ起こるか分かりません。いち早く駆けつけることができた人が、自主的に現地本部を立ち上げる場合も想定します。
 (写真:情報共有ボードを設置)
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 東口現地本部には、自分たちの施設の情報のほか、避難場所までの安全な経路や火災、負傷者の発生状況、駅など交通機関の周辺情報が集まります。各自が情報を持ち寄ると同時に、集約した情報をそれぞれの施設へ持ち帰り、お客さまへの誘導対応等に活用します。
(写真:共有ボードへ持ち寄った情報を掲示)
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(写真:共有ボードから必要な情報を確認します)
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 続いて、それぞれの事業所で負傷者が多数発生したと想定して、負傷者対応訓練を実施しました。大都市における災害発生時には、医師や看護師、医療従事者や医療資源の不足が避けられません。一人でも多くの命を救うためには、いち早く重傷者を選別し、病院へ搬送する必要があります。
 訓練では、まず負傷者に声をかけ、意識や呼吸、脈の状態、出血の有無等から傷病状況を見きわめ、トリアージを行います。最優先される重傷者は「赤」、次に優先される傷病者は「黄色」、軽症者は「緑」で色分けし、搬送優先順位を判断します。次に「赤」と判断した重傷者のみを応急救護所へ搬送します。
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 災害が発生すれば救急車の到着が困難となるため、人の力のみで搬送する状況も起こりえます。担架のほか、ブルーシートや毛布なども使って負傷者を搬送します。ブルーシートを使う場合は、負傷者を安全に中央に寝かせ、6人から8人が向かい合わせになり、シートの端を丸め、持ち上げて運びます。
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(写真:搬送)
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 負傷者は、応急救護所と想定したハイジア1階ホールまで搬送します。搬送後、まずはじめに新宿区医師会と大久保病院の医療従事者によるトリアージが行われます。ここでのトリアージにより、再度、重傷の「赤」と判断された負傷者は、すぐに病院へと移され、医療処置が行われます。
(写真:応急救護所でのトリアージ)
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(写真:トリアージ後の重傷者を病院へ搬送)
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(写真:重傷者に対する医療処置)
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 応急救護所では緊急性の高い重傷者のみ医師の治療を要請します。軽傷者は、それぞれの事業所において、私たち市民が応急手当てを行います。
 救急セットや医療品がそろっていなくても、ガーゼがなければハンカチ、包帯のかわりにネクタイ、ストッキングなどが利用でき、副子(添え木)には雑誌、腕つりにはボタン付きの衣類を使うことができます。身の回りにあるものを使って、応急手当てをする方法があると知っておくことが大切なのだと分かりました。
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 最後に医師会の方より、今日の訓練は医療従事者30人体制で、4人の重傷者の受け入れを行ったが、医療対応の厳しさとともに、具体的な課題が見えたとの感想が寄せられました。また、参加者の方にも災害時の医療現場の状況がイメージできたのでは、との意見がありました。
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 家族や友人など身近な人を助けられるよう、日頃から防災訓練に参加し、知識や技術を磨くとともに、災害発生時においては何よりも自分がケガをしないということも重要なのだと感じました。
 新宿御苑では今後も防災訓練を通して、新宿地域の防災力の向上と、職員の防災応急技能向上に努めて参りたいと思います。

2015年11月 5日 17:00

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