桜シーズンもフィナーレ!晩春の八重桜

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 カンザン、フゲンゾウなど晩春の八重桜が華やかに咲きそろい、2月に始まった御苑の桜シーズンもフィナーレをむかえました。土曜日の今日は約1万7千人のお客さまにご来園いただきました。

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 昨日に続いて、今日も朝から気温がぐんぐん上がり、新宿区はお昼の時点で気温20℃と初夏を思わせるあたたかさとなりました。さんさんと降り注ぐ日差しの下では、うっすらと汗ばむほどの陽気。ご来園のお客さまも脱いだ上着を手に散策なさる方や、なかには半袖の装いの方もいらっしゃいました。
 (写真:下の池近く) 
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 天気の良い週末とあって、開園まもなくたくさんのお客さまがいらっしゃいました。お客さまの注目を集めているのは、やはり何といっても八重桜。イギリス風景式庭園から園内南側に位置する中の池~下の池にかけての一帯は、開花の遅い品種の八重桜がまとまって植栽されたエリアです。濃いピンク色のカンザン(関山)や、ほんのりピンク色のフゲンゾウ(普賢象)などがみごろをむかえ、園内一番の人気スポットとなっています。
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 (写真:カンザン/本数・約100本)
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 (写真:フゲンゾウ/本数・約50本)
 明治時代に新宿御苑の発展に尽力した農学博士・福羽逸人の著書『回顧録』では、御苑の桜の代表品種であるイチヨウとともに、このフゲンゾウを「観桜会で賞玩すべき品種」としています。
 ★福羽逸人『回顧録』についてはこちらをクリック
 
 ★どうして御苑にはたくさん桜があるのかな?
 
 ★新宿御苑にはどんな桜があるのかな?
 
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 「今年の八重桜はずいぶん開花が早かったんですね」とお客さま。
 桜の開花宣言の基準となるのがソメイヨシノですが、今年は日本全国で開花が早まりました。気象庁の発表では東京で平年よりも3日早く3月26日に開花、そして3月29日に満開となり、御苑でも同様に開花が早まりました。
 ソメイヨシノにつづく八重桜も、全国的にあたたかさが続いたため順調に開花してゆきました。4月の第2週にいったん気温が低くなり、開花ペースがややゆっくりになりましたが、ふたたび気温が上がったことにより、あたたかさに誘われるように一気に咲きすすんでゆきました。
 寒暖による影響で、開花からみごろまであっというまに進んだ品種もあったものの、振り返ってみると八重桜全体としてはほぼ例年並みの開花となりました。
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 八重桜が咲き誇る園内をご覧になったお客さまからは「まだまだ桜が咲いているのねぇ」「今日来て本当に良かったわ」といった感想もいただきました。特色あふれる八重桜をゆったりと楽しめるのも、この時期の御苑の魅力ともいえますね。
 (写真:下の池近く、左手前の木はみごろのケンロクエンキクザクラ)
 20日は雨の予報が出ているため、みごろの八重桜も今日、明日で見おさめとなるでしょうか。来週末にかけては花吹雪や花びらのじゅうたんが楽しめそうです。
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 八重桜に続いて、人気のハンカチノキやハナミズキ、ツツジの花が咲きすすんできました。花から花へと結ぶバトンリレーも、もうまもなくバトンタッチとなりそうですね。季節が春から初夏へと移ろう新宿御苑で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
 (写真:中の池)

2015年4月18日 13:12

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