日本で最初にイチゴが生まれた場所は?

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 本日1月15日は「いちごの日」。これは「いい(1)いち(1)ご(5)」の語呂合わせから、全国いちご消費拡大協議会により制定された記念日です。ちょうど今はイチゴが旬のシーズンということもあり、店頭では真っ赤なイチゴをはじめ、和洋さまざまな苺スイーツをよく見かけますね。
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 さて、そんな子供から大人まで幅広い世代に愛されるイチゴですが、日本初のイチゴ品種が生まれたのが新宿御苑ということはご存知でしょうか?
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 今からさかのぼること約120年前。明治時代の新宿御苑は、農作物や園芸植物の栽培試験場である「内藤新宿試験場」として、海外からさまざまな樹木や野菜、果樹を導入し、栽培研究が行われていました。その後、明治12年(1879)に新宿御苑の土地が皇室に献納されると「新宿植物御苑」に改称し、皇室の御料地・農園として運営されました。
(写真:明治44年の旧温室)
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 明治31年(1898)、新宿御苑の農学博士であった福羽逸人(ふくばはやと)は、フランスの「ゼネラル・シャンジー」というイチゴ品種から国産イチゴ第一号となる「福羽苺」を作出しました。当時の新宿御苑は皇室の御料地だったことから「御料イチゴ」とも呼ばれ、門外不出とされましたが、その後、全国に広まってゆきました。
(写真:福羽逸人)
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 現在、日本はイチゴの消費量世界一となりましたが、「あまおう」「とよのか」「とちおとめ」など人気のイチゴ品種の多くは、新宿御苑で生まれた「福羽苺」がそのルーツとなっています。
 (写真:福羽苺)※現在、鉢の展示は行っておりません
 
 新宿御苑内のレストラン、カフェでは、先日ご紹介した新宿生まれの江戸東京野菜・内藤とうがらしをはじめ、御苑ゆかりの野菜や果物を使ったさまざまなメニューを提供しています。食を通して、新宿御苑の歴史にふれてみてはいかがでしょうか?
 
【ご利用案内】
 ■レストランゆりのき(園内/新宿門より徒歩3分)
 ■カフェはなのき(インフォメーションセンター/園外の無料区域)
 利用時間/9:00~16:00(ラストオーダー)
 定休日/新宿御苑休園日

2015年1月15日 14:26

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