フウの黄葉がみごろです

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 フランス式整形庭園や日本庭園でフウの黄葉がみごろをむかえました。新宿御苑で紅葉を楽しめる木々のなかではもっとも色づきが遅く、毎年12月に入ってから葉が黄色く染まりはじめます。
(写真:フランス式整形庭園)
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 “ふう”という『名前』よりも『音』をイメージさせる響きからか、しばしばお客さまからは「フウとは漢字でどう書くんですか?」との質問をいただきます。フウは漢字で表すと「楓」。そのまま読むと“かえで”と読めますが、カエデはムクロジ科(旧カエデ科)、フウはマンサク科と別々のグループに分類されます。カエデは赤、フウは黄と色合いこそ異なりますが、どちらも鮮やかな紅葉が楽しめる樹木です。
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 フウは中国中南部や台湾原産で、江戸時代に日本に渡来したといわれています。原産地である台湾にちなみ、タイワンフウとも呼ばれます。日本名の由来は諸説ありますが、漢名の「枫香树(楓香樹)[fēng xiāng shù]」にちなんだものと考えられています。
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 日本庭園の池のほとりに建つ中国風の建物は「旧御凉亭」です。昭和3年(1928)に昭和天皇のご成婚を記念して、台湾在住の有志により建てられました。中国南方地方の建築様式を取り入れた、国内における希少な本格的中国風建築で、平成16年(2004)に東京都歴史建造物に指定されました。
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 建物の周辺には当時、台湾総督府から贈られたとされる台湾杉(タイワンスギ)をはじめ、フウや金毛躑躅(キンモウツツジ)など、台湾ゆかりの樹木がいくつか植栽されています。
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 みごろの紅葉と庭園風景・建物との調和もぜひお楽しみください。

2014年12月 9日 12:00

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