2009新宿御苑フォトコンテスト入賞作品

【ご挨拶】
 「2009新宿御苑フォトコンテスト」入賞作品展にご来場いただき、誠にありがとうございます。
 このコンテストは、カメラを通して新宿御苑の自然の素晴らしさを感じ楽しんでいただくため、平成3年度から開催され、今年で19回目を迎えました。
 今回は、開催初年に次いで2番目の最多となる584名という大勢の方から2097点の作品の応募がありました。応募していただいた皆様には心から厚く御礼申し上げます。 応募作品はいずれも甲乙つけがたい力作ばかりで、このほど厳正な審査を経て入賞作品が選ばれました。
 写真展にはこの入賞作品とあわせて、審査にあたられた写真家の特別作品を展示いたしました。多くの方々にご覧いただき、新宿御苑の四季折々の表情と自然の美しさを楽しんでいただければと思います。
 フォトコンテストの実施及び写真展の開催にあたり多大なるご支援をいただきました関係の皆さんに厚く御礼申し上げます。

平成22年3月7日
財団法人 国民公園協会新宿御苑 会長 正田 泰央
環境省 新宿御苑管理事務所長 築島 明


【総評】
 新宿御苑のフォトコンテストも19回と回を重ね、日本全国から作品が寄せられるようになりました。認知度が高まったため応募点数も増え、事務局や私達審査に関わる者達はうれしい悲鳴を上げることになりましたが、入賞作品の内容も応募点数に比例して高い水準のものでした。
 その反面、デジタルカメラで手軽に写したらしい応募作も数多く、写真としての基礎的なミスである手ブレなどが大きく目立つものも少なくありませんでした。この傾向は他のコンテストでも見られるものですが、フィルム/デジタルを問わずきちんと写すことが大切です。デジタルカメラで撮影される方の中には、撮影後の処理でどうにでもなると誤解したり、画面の一部を大きくトリミングすることに抵抗を覚えない方もあるようですが、いい作品を作るには、いい被写体を可能な限りいい条件で写し取ることです。
 これまで多くの公園で撮影をしてきましたが、これだけ変化に富み、しかも気軽に訪れて撮影を楽しむことができる公園は多くありません。日本庭園やイギリス風景式庭園、フランス式整形庭園のように様式美を見せたものから、母と子の森やモミジ山など、里山の様相を見せる林など変化に富み、四季折々の表情を見せてくれます。今後も多くの方々がここを訪れ、御苑が見せてくれる様々な姿を楽しみながらカメラに収め、さらにたくさんの作品が寄せられることを願っています。

審査員 : 写真家・木村正博
写真家・岡本洋子

 新宿御苑フォトコンテストの審査員・横田久氏が、2009年7月30日逝去されました。ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。


 環境大臣賞

 「御苑四景」  鈴木茂明 (東京都)
 〈講評〉 新宿御苑の四季折々の表情を捉え、4枚の組み写真でまとめられたのが功を奏しました。各々の写真はそれぞれの時期を端的に表し、それが組み合わさることによってここの特徴をよく見せていて、人々に親しまれる公園の四季を端的に物語っています。

(撮影日:2006年1月22日他 *撮影場所:イギリス風景式庭園)

 環境省自然環境局長賞

「大きな木」  田中和夫 (神奈川県)

 〈講評〉 春のある日ユリノキの根元で遊ぶ子供達の姿を超広角レンズで捉え、夢中で遊ぶ歓声が聞こえてくるような画面を作り出しています。広角レンズは被写体との距離感が難しいのですが、対角線魚眼の特徴を見せながら適切な撮影距離で写し、子供達の姿の向こうに御苑らしさをさり気なく取り入れています。

(撮影日:2009年4月3日 *撮影場所:イギリス風景式庭園)

 新宿御苑管理事務所長賞

「何かな?」  山川まり子 (東京都)

 〈講評〉 家族連れでしょうか? 森の小道を進んでゆくお兄ちゃん達から離れ、草むらを覗き込んでいる女の子の姿が何とも可愛い写真です。手を後ろに組んだ仕草から、おしゃまさんらしい様子も伝わってきますが、誰もが安心して自然に親しめる御苑のよさを見せています。

(撮影日:2009年8月20日 *撮影場所:母と子の森)

 財団法人国民公園協会新宿御苑会長賞

「氷雨暮色」  長迫 節郎 (東京都)

 〈講評〉 氷雨模様の冬の夕方、灯が点った旧御凉亭と氷結しかかった池の様子にレンズを向けられたのが成功しています。このような情景を写せるのは晩秋から初冬にかけての一時期で、画面の様子からこの日の寒さも感じられます。また画面構成法も高いレベルの作品です。

(撮影日:2009年12月11日 撮影場所:日本庭園)

 特選 (10点)

「季節の彩り」  石井 芳夫 (千葉県)

 〈講評〉 濡れたメタセコイアの幹と、それに絡んだ紅葉の下に紅葉の落ち葉が散り敷き、いかにも晩秋らしい御苑の風貌を見せた作品です。小雨模様の日に写されたのでしょうが、撮影条件の悪い日こそ傑作をものにできることを表しています。

(撮影日:2009年12月6日 撮影場所:下の池)


「落ち葉カサカサ」  大胡 和美 (千葉県)

 〈講評〉 兄弟でしょうか? ベンチを埋め尽くさんばかりの落ち葉の中に足を入れ、かき回して遊んでいる様子が小春日和の晩秋らしさを見せています。カメラの位置がやや遠く、子供達の表情が一寸小さいのが残念ですが、いい瞬間を捉えています。

(撮影日:2009年11月23日 撮影場所:フランス式整形庭園)


「ワーイ!」  大野 義久 (東京都)

 〈講評〉 サクラの花弁を振りまいて、楽しそうにはしゃぐ女子の様子がいいですね。ただほぼ真横から写しているため、表情が見えなかったのが残念でした。また周囲の情景もやや広く取り入れ過ぎですから、もう少し接近するかズームアップしたかったと思います。

(撮影日:2009年4月10日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「晩夏の彩り」  黒田 良男 (埼玉県)

 〈講評〉 マクロレンズで野草の花をアップで写し、効果的な配置で3枚の組み写真にまとめられています。各々の花の姿もきれいでいいのですが、やや彩度とコントラストが高いのが気になりました。デジタルは自分の印象が先行しがちですが、自然の色やコントラストに忠実な再現を心掛けましょう。

(撮影日:2009年9月26日 撮影場所:大木戸休憩所、千駄ヶ谷休憩所)


「お面だよ」  須貝 昭雄 (東京都)

 〈講評〉 落ち葉の中に寝転び、穴をあけた葉をお面にしている少女の姿がいい作品です。私達が子供の頃は、こんな風に自然と戯れられる場所が幾つもありましたが、今は御苑のようなところでしかできなくなりました。それだけこの何気ない1枚が、ここの大切さを物語っています。

(撮影日:2008年11月 撮影場所:千駄ヶ谷門近く)


「桜の散る頃」  高津 正辰 (神奈川県)

 〈講評〉 雨上がりでしょうか? 小さな水路の隅に溜まった花弁と、中央の流れの縁に残った花弁が蛇行している様子が面白い作品です。作品を見る者の目はこの花弁の作り出した筋を辿って画面奥の水面へと導かれ、そこに見える色模様で次に見られる花を連想させます。

(撮影日:2009年4月16日 撮影場所:下の池)


「雪景色」  立花 久光 (東京都)

 〈講評〉 雪の積もった日本庭園を訪れ、東京らしからぬ雪景色とそれに見入るご夫婦らしい姿でまとめられたのがよかったですね。この画面で人の姿がないと、いかにも寂しい印象になってしまいました。傘の色がもう少し目立つものだと、さらに画面が引き締まったのですが。

(撮影日:2006年1月21日 撮影場所:日本庭園)


「Happy Pink」  辰巳 功 (東京都)

 〈講評〉 満開のサツキに焦点を合わせ、池の向こうに旧御凉亭をぼかした構成が利いています。花をシャープに見せることで季節感を表し、旧御凉亭で場所を特定させ、ぼかすことによって花と建物の距離感を感じさせる画面にしています。

(撮影日:2009年4月18日 撮影場所:日本庭園)


「未来の実」  細川 礼夫 (神奈川県)

 〈講評〉 枯葉の上に落ちたモミジバスズカケノキの実に焦点を当て、広角レンズを使って超ローアングルでまとめたのは適切でした。ただ画面構成がもう一工夫足りず、地平線を画面中央したため平板な印象になってしまいました。画面上部の面積を2/3位にするように構成するとよかったでしょう。

(撮影日:2009年10月28日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「玉藻池のいとなみ」  本橋 省吾 (東京都)

 〈講評〉 玉藻池の水面を切るように飛ぶ鴨の姿がシャープに描写されています。水を切って飛ぶ鳥のいいチャンスを的確に捉えられた技術が光る作品です。

(撮影日:2009年6月16日 撮影場所:玉藻池)

 入選 (20点)

「紅粧」  石川 千惠子 (東京都)

 〈講評〉 母と子の森の流れに紅葉の葉が降り積もって一面を覆っています。池と地面の入れ方のバランスはいいですね。PLフィルターで池に散った葉っぱの反射を減らし、コントラストを高めるために使用すると池の部分がもっと印象的になったでしょう。効果の度合いはフィルターを回して確認しながら撮影するといいでしょう。

(撮影日:2009年12月1日 撮影場所:園内)


「都心とつなぐ」  岩沢 陽子 (埼玉県)

 〈講評〉 桜とドコモタワーを画面の端っこに配置して、真ん中に飛行機雲の走る空の空間を広く取り入れたこのような大胆なフレーミングも、“都心とつなぐ”というタイトルで生きてくる写真です。撮影時にタイトルが思い浮かんでフレーミングされたのでしょう。とても個性的な作品です。

(撮影日:2009年3月29日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「雨のプラタナス並木」  上田 照二 (千葉県)

 〈講評〉 地面もプラタナスの幹も雨にしっとりと濡れうつむき加減の女性が傘をさして歩いて遠ざかっていく風景が、情感たっぷりに撮られています。まるで映画のワンシーンを見るようです。雨の日に撮影されると予想以上にいい仕上がりになるのではないでしょうか。

(撮影日:2009年12月11日 撮影場所:フランス式整形庭園)


「凍る秋」  植田 浩 (東京都)

 〈講評〉 都心のど真ん中、新宿御苑でも寒い朝には霜が降りることがあるようです。周辺のコンクリートやアスファルトの街中では見られない、大きな木々に囲まれた広い地面がある御苑ならではの一コマでしょう。寒い朝から撮影に行かれた方だけが撮れる被写体です。

(撮影日:2009年12月20日 撮影場所:日本庭園)


「晩秋の頃」  太田 洋之 (東京都)

 〈講評〉 秋の新宿御苑の定番の風景ですが、本物以上に色鮮やかに描かれた絵は、絵を描いている人が不在のためにどんな人が描いたのか、絵を残してどうしたのかなどと想像をかきたてられます。パレットの置いてある机の部分ももう少し広めに入れた方が画面が窮屈にならずによかったでしょう。

(撮影日:2008年12月7日 撮影場所:玉藻池)


「桜吹雪」  大野 勝高 (東京都)

 〈講評〉 画面いっぱいに桜の花びらが舞い散ったいいシャッターチャンスを捉えています。なかなか桜吹雪を写真で捉えるのは難しいですが、背景に暗い緑があるので桜吹雪が目立っています。手前を歩く男女の服装の色が暗く、なおかつ光の当たっていない暗い部分にいるので画面に彩りがなく地味になってしまったのが残念です。

(撮影日:2009年4月9日 撮影場所:新宿門外周)


「春爛漫」  岡本 宗佳 (千葉県)

 〈講評〉 まるで屏風に描かれた日本画を見ているようです。繊細なしだれ桜の美しさが背景の木の葉の赤い色によっていっそう引き立てられています。桜の幹の配置もよくフレーミングに無駄がなく上手い作品です。

(撮影日:2009年3月28日 撮影場所:下の池)


「ひと休み」  小川 拓馬 (東京都)

 〈講評〉 きれいに咲いたぼけの花の枝に止まっているひよどりをシャープに捉えました。ひよどりの枝の止まり方もかっこよく、まさに今撮ってといわんばかりです。画面左側の背景もすっきりしていれば印象的で上位を狙える作品になったでしょう。

(撮影日:2009年3月29日 撮影場所:日本庭園)


「五月雨」  加藤 良治 (神奈川県)

 〈講評〉 画面構成、フレーミングの上手さが光る作品です。色鮮やかなサツキを画面手前から橋の袂までリズムよく配し、遠景には色鮮やかな傘の人物を入れ、色のつながりまで計算された構成になっています。ピントの位置も手前に合わせ奥はぼかすことで奥行き感も表現されています。

(撮影日:2009年5月29日 撮影場所:日本庭園)


「春の嵐」  小島 恵子 (神奈川県)

 〈講評〉 終わりかけの桜の枝が春の風に翻弄されています。繊細な枝とは対照的に太い木の幹が力強く配置され画面を引き締めています。スローシャッターでブレを生かしたカメラならではの動感表現に確かな技術力を感じます。

(撮影日:2009年4月21日 撮影場所:園内)


「雨のいたずら」  小林 礼子 (埼玉県)

 〈講評〉 雨上がりの芝生にまるで海のさざ波が広がっていて、今まさに風が吹いて波紋を作っているかのような錯覚を起こさせる面白い作品です。広角レンズで手前の模様から奥の桜の木をポイントに縦にフレーミングしたことが功を奏しました。

(撮影日:2009年4月15日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「秋影」  酒井 義隆 (茨城県)

 〈講評〉 地面一面に積もるプラタナスの落ち葉とベンチの組み合わせは秋らしいフランス式庭園の被写体です。この写真の良さは光を上手く捉えたことでしょうか。斜光線の光がプラタナスの幹や落ち葉、ベンチを立体的に浮かび上がらせ、人物はいないのですが、カサカサと落ち葉を踏みしめて歩く音が聞こえてきそうです。

(撮影日:2009年12月1日 撮影場所:フランス式整形庭園)


「落葉の頃」  関 由宜生 (埼玉県)

 〈講評〉 紅葉山でしょうか、地面には一面の紅葉の落ち葉、ヤツデの広がった葉にも落ち葉が散っていて見事です。地面と背景の木々が画面の真ん中でフレーミングされているので主題がどちらなのか、中途半場なバランスになってしまいました。画面2/3くらいを地面にしたらもっと印象的になったでしょう。

(撮影日:2009年12月12日 撮影場所:もみじ山)


「抱かれて」  高橋 美代子 (東京都)

 〈講評〉 秋の穏やかな日差しの中、巨木の根元に入り込んで向かい合った小さな女の子たちのいい場面を撮っているのですが、女の子たちの印象が弱いです。ユリの木を縦にフレーミングして背景をきりつめるとユリの木の巨大さと女の子たちの印象がより増してくるでしょう。

(撮影日:2009年11月23日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「円舞曲」  遠井 信行 (茨城県)

 〈講評〉 水の流れに乗って回る紅葉の葉っぱの軌跡が写真らしい表現です。三脚を使ってスローシャッターで切ると、ゆっくりとした流れでも紅葉の葉っぱが流れてブレます。流れをイメージしてフレーミングされたと思いますが、動いて円を描く部分と周辺の落ち葉や笹の入れ方は上手です。

(撮影日:2009年12月4日 撮影場所:下の池)


「落葉のジュータン」  内藤 正太郎 (神奈川県)

 〈講評〉 雨上がりの暗い日でしょうか、しっとりとした赤いハナノキの落ち葉が一面に敷き詰められているのは圧巻です。赤一面の中にちょこんと緑の芽が出ているのもいい対比になっています。もう少し広めの画角で落ち葉と地面の境界の部分を入れると落ち葉の空間がより強調されたでしょう。

(撮影日:2009年12月8日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「晩秋」  中島 一之 (千葉県)

 〈講評〉 大きな木の根元で読書する女性の髪の毛が夕暮れの赤い光に照らされて輝いていてとてもきれいです。緑から黄色へ変わりつつある芝生に散った落ち葉や背景の逆光に透ける葉も晩秋の要素として画面のアクセントになっています。静かな時の流れを感じさせる写真です。

(撮影日:2008年12月4日 撮影場所:イギリス風景式庭園)


「窓に夕陽」  濱田 信次郎 (沖縄県)

 〈講評〉 御休所の昔ながらの窓ガラスに映る木々の歪んだ姿が印象的です。もう少し広い画面にして窓の周辺を取り入れると、新宿御苑ならではの御休所の作りの美しさも表現できたでしょう。夕日がもう少し窓にあたるとよかったですね。

(撮影日:2010年1月10日 撮影場所:旧洋館御休所)


「読書する人」  樗沢 竹雄 (神奈川県)

 〈講評〉 緑鮮やかな芝生に座って、一心不乱に読書しているのでしょうか。日傘をさすのも忘れてしまっているようです。人物よりも周辺の芝生を多く取り入れたフレーミングも上手い見せ方です。人物の動作や風貌で色々なことを想像させられるスナップ写真です。

(撮影日:2009年6月25日 撮影場所:日本庭園)


「秋の彩り」  山口 富子 (神奈川県)

 〈講評〉 色とりどりの着物を着た女性がよく4人も揃いましたね。まるで和服のファッションショーのようで華やぎがあります。御苑の伝統ある菊花壇展だからこその風景なので、もう一回り広い画面で菊花壇の様子も描写するとよかったでしょう。

(撮影日:2009年11月12日 撮影場所:日本庭園)

 (子供の部)大好き新宿御苑賞 (4点)

「そびえ立つ塔」  荒川 直人 (神奈川県)

 〈講評〉 新宿御苑から見える特徴ある形のビルをいい時間帯に撮りました。斜光線が当たってビルが立体的に見えています。またビルの周りを取り囲む木々も上手く配置して木の中からニョキっとビルが出てきたみたいで、都会と自然の調和が印象的です。

(撮影日:2009年12月6日 撮影場所:フランス式整形庭園)


「グリーンランド」  千葉 拓也 (埼玉県)

 〈講評〉 いい被写体を見つけましたね。池の中に浮かんだ小島が緑に輝いていてきれいです。地球温暖化の傾向の中、クールアイランドとしての役割も担っている新宿御苑ですが、まさにこの写真は目で見ても暑さを感じさせないさわやかな写真です。

(撮影日:2009年7月19日 撮影場所:日本庭園)


「新宿の青いオアシス」  YURIKA (東京都)

 〈講評〉 青空を映してより一層青が濃く見える鏡のように静かな水面です。澄んだ秋の気配が感じられます。タイトルもよく考えられていて素敵です。新宿御苑の庭園の美しさと魅力が写真とタイトルで表現されています。

(撮影日:2009年11月23日 撮影場所:日本庭園)


「地面からとった写真」  渡部 耕平 (埼玉県)

 〈講評〉 とても大胆な発想です。カメラを地面に置いて撮ったのでしょう。地面の印象が強まり、土の香りまで感じられます。地平線が曲がっていたり、画面右側に人の手が入ったりしていますが、それらの欠点をもカバーする力強い作品です。

(撮影日:2009年11月25日 撮影場所:フランス式整形庭園)

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