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2013/02/03

トモエガモがやって来ました

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 昨日は気温が20℃近くまで上がり、春を思わせるあたたかさとなりました。節分の今日もぽかぽか陽気が続くかと思いきや、空気はひやりと冷え、冬の風が園内をかけぬけていきます。普段はのんびりと過ごす池のカモたちも、今日はうっかり風に流されないよう、ときおり体の向きを変えながら羽を休めています。
 (写真:中の池)
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 池にぷかぷかと浮かんでいるのはマガモたち。オスは光沢のある緑黒色の頭が特徴で、メスは全体が茶褐色です。マガモは中の池でよく見られるカモのひとつですが、今日はその群れのなかに、めずらしいお客さんがまじっていました。写真中央のトモエガモです。
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 マガモの群れにたった1羽だけでしたが、同じカモ仲間と一緒ということで安心しているのか、ときおり目をつむっては風にゆらぐ水面に身をまかせていました。漢字で巴鴨とあらわす名前は、オスのこの複雑な顔の模様を、水がうずまく“巴模様”に見立てたことに由来します。
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 トモエガモは冬鳥で、シベリアなどアジア大陸北部から冬越しのため日本へやって来ます。1930年頃までは関東地方にも多く渡来していましたが、開発による生息地の消失や乱獲により急激に数を減らしました。現在は環境省のレッドリストで絶滅危惧II類(VU)[絶滅の危険が増大している種]に指定され、今後の動向が注目されています。

 新宿御苑はもとより、東京都内でもめずらしいトモエガモ。園内で見かけた時は優しく見守ってあげてくださいね。