京都御苑の歴史

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京都御苑の歴史

平安京遷都時の内裏は、現在の京都御所より約1.7km西に位置していました。遷都後の960年に内裏が初めて焼失し、再建された後も焼失を繰り返し、1227年の火災以降、元の位置での内裏再建は行われませんでした。そのため、摂政・関白など外戚の館に仮御所を置く「里内裏」が設けられ、里内裏の位置は変遷しますが、東洞院土御門殿が、南北朝時代の光明天皇の里内裏となり代々の北朝天皇の住まいとなったため、南北朝が合一する1392年にこの地が皇居となりました。

当初、皇居は約4500坪程度の区域でしたが、時代が下るとともに拡大整備されました。応仁の乱や戦国時代の荒廃、織田・豊臣による復興、徳川による造営、度重なる火災などを経て、現存する京都御所は1855年完成の安政造営で再建されました。

御所の周辺は、明治維新まで、約140軒の公家屋敷が建つ公家町でしたが、明治2年(1869)、東京遷都に伴い公家たちも東京に移転し、急速に荒廃してしまいました。明治10年、京都に還幸された天皇は荒れた様に深く哀しまれ、御所保存・旧観維持の御沙汰を下されました。現在の京都御苑は、この御沙汰により「大内保存事業」が開始され、整備されたのが始まりです。

昭和22年(1947)、皇居外苑、新宿御苑、京都御苑の3公園は厚生省のもと「国民公園」として発足することとなり、伝統を踏まえながらも都市の公園として機能することになりました。現在では、環境省の管轄となり豊かな自然の保護や自然とのふれあいにも力をいれています。国民公園協会は、昭和57年(1982)に設立され、歴史と自然に富んだ国民公園の維持管理、環境保全、利用者サービスに取り組んでいます。