最新情報:開催報告・レポート

開催報告・レポート 2017年7月28日 16:36

夏の自然教室

P1130883.JPG
 7月23日(日)、夏の自然教室が開催されました。夏休みに入ったばかりのお子様連れも目立つ中、合計93名のご参加がありました。
 今回は御苑北西部、乾御門周辺で昆虫、きのこ、野鳥、植物の観察を楽しみました。
P1130874.JPG
 昆虫の塚本先生の解説テーマは「危険な生きものたち」。最近各地で確認されている「ヒアリ」の話題に始まり、マダニ、スズメバチ、カ、ヘビ類などからいかに身を守るかについて、先生ご自身の体験談も交えてお話いただきました。野外では極力肌を出さない、ハチを刺激する黒色の服装は避ける…等々。早速、現在の身なりを確認される方もおられました。夏休み、野外でのレジャーを想定してか、真剣に聞き入る親御さんの姿も目立ちました。
(写真:スズメバチ他、毒を持つ昆虫標本を観察する参加者)
P1130966.JPG
 同じく昆虫の谷先生からは、セミの抜け殻のオス・メスを見分ける方法について教えて頂きました。「今日は全員が見分けられるようになりましょう。」との言葉に、大人も子ども真剣な表情です。新しい抜け殻を見つけては、何度も何度も先生に尋ねるお子様。あるお母様も、「私も見分けられるようになりました。知っていると知らないとでは大きな違いですね。」と嬉しそうに話しておられました。
P1140004.JPG
P1140007.JPG
 植物の片山先生からは、エゴノキついての解説です。実(み)は昔、石けんの代用品として洗濯に使われていたとのお話があり、ちょっとした実験をしてみました。
 水を入れたビニール袋に実を1つ入れ、手でしばらくもみこみます。すると、水の表面がだんだん泡立って来ました。これは「エゴサポニン」という、実に含まれる成分によるものなのだそうです。見ていたお子様たちも興味津々で、「実を2つ入れたらもっと泡立つの?」などと声が上がっていました。
(写真上:エゴノキの若い実、写真下:エゴノキの実と水が入った袋をもみこむ子どもたち)

「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、一年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。

 

  


 

 

 

 

 

 

 

 

 

開催報告・レポート 2017年4月25日 16:44

春の自然教室

20170416I75.JPG
 4月16日(日)、初夏を思わせるような日差しの中、春の自然教室が開催されました。今回は183名もの方々にお集まりいただき、大変な盛り上がりの教室となりました。富小路口を出発し、周辺で野鳥、昆虫、植物、きのこの観察を共に楽しみました。
20170416I88.JPG
20170416I92.JPG
 今回の植物のテーマは「奥ゆかしい春の花を観察してみましょう」。春の華やかな花々に紛れてひっそりと咲く、アオキやモミの花を探しました。
 モミは黄緑色の雄花が、たくさんぶらさがるようについていました。少し触れただけで大量の花粉が舞い散って、皆さんからはざわめきが。一方雌花は高所に少しだけ、上向きに緑色の花をつけていました。
 また、モミが棺桶の材として使われる理由についての解説があり、多くの方が興味津々聞き入っていました。
(写真:モミの雄花と雌花)
20170416I126.JPG
 きのこの解説でもモミに着目しました。幹に発生していたのが、「モミサルノコシカケ」です。
 きのこが発生する事で一見健康そうなモミも、実は弱った状態だとわかる、という解説がありました。きのこは樹木の状態を私達に知らしめる、「樹木の代弁者」と言われる所以です。
20170416I137.JPG
 続いてのきのこは「冬虫夏草」の一種、オオセミタケです。アブラゼミの幼虫から発生し、マッチ棒のような頭部まで長く伸びた様子を、標本も併用して観察しました。冬虫夏草という言葉は知っていても、実物を見た事のある方は少ないようです。特に普段は地中に埋もれている幼虫の部分も見られた事が、皆さんの印象に残ったようでした。

 「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、一年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。

 

開催報告・レポート 2017年2月 1日 14:47

冬の自然教室

コゲラの解説036.JPG
 1月22日(日)、今年初めての自然教室が開催されました。富小路口を出発し、通常非公開のトンボ池を含むコースで野鳥、きのこ、昆虫、植物の解説が行われました。 
 樹木の葉が落ちる冬は、野鳥観察に最も適した季節です。今回の教室では、たくさんの野鳥を見る事ができました。
フィールドスコープ017.JPG
 観察コースを進むと、豪快に落葉をめくりエサを探すシロハラ、キジバト、ビンズイ、シジュウカラ、ジョウビタキ(オス)、コゲラ…と次々姿を現しました。近寄れば逃げる野鳥も、フィールドスコープを使えば驚かす事なく細やかな動きまで観察できます。大人も子どもも代わる代わるレンズを覗く間、講師がユーモアを交えつつ詳しい解説を行いました。
コゲラ044.JPG
 日本最少のキツツキ、コゲラの出現時には「キツツキは木を突く野鳥の総称で、キツツキという名の鳥はいません。コゲラ、アオゲラのように皆、名前の最後に『ゲラ』がつきます。ちなみにシラサギ、という名の鳥も存在しません。」との解説がありました。初参加の方から「知らなかった!キツツキという鳥はいないんだ!」と驚きの声が上がり、周囲の皆さんの笑いを誘っていました。
20170122uフクロウ (35).JPG
 別のコースでは御苑でも珍しい野鳥と出会えました。大騒ぎするカラスに追われて来たのは、なんとフクロウ!?
 カラスは猛禽類に対してモビング(擬攻撃)を行いますが、このフクロウもカラスにモビングを仕掛けられていました。
 夜行性のフクロウは夜間、寝入ったカラスを襲う事がありカラスにとっては天敵です。ただ、昼間に複数のカラスに追われる状況では形勢逆転、フクロウが不利になります。
 しつこいカラスの追撃をかわそうと枝から枝へ、しばらく逃げ惑った後やがて姿を消しました。タイミング良く居合わせた参加者は突然の出来事に驚きつつも、「野生のフクロウを初めて見た」と、貴重な出会いに満足げでした。

 「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、一年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。

 

 

開催報告・レポート 2016年11月25日 11:17

秋の自然教室

20161120u秋の自然教室 (55).JPG
 11月20日(日)、晩秋とは思えない暖かな空気の中、京都御苑秋の自然教室が行われました。今回は初めて、堺町御門周辺での開催となりました。お子様方を含む、計90名の参加者の皆さんと共に秋の自然観察を楽しみました。
20161120I (27).JPG
 2つの班に分かれ、いよいよ観察のスタートです。野鳥観察の一班は、高倉橋を経由し鷹司邸跡へと歩きました。橋の上から九條池を見下ろすと、早速水中の獲物を狙うアオサギ、そして水面に浮かぶマガモのつがいを発見。
20161120I (15)アオサギ.JPG20161120I (22)マガモ.JPG
 ここで講師より、マガモがつがいで眠る時は、いずれかが薄目を開けて起きているとの説明がありました。これはタカ等の外敵から身を守るため、周囲の様子を伺いつつ交代で睡眠を取るためとの事。ちょうどこのつがいはオスが眠り、メスが見張りの番だったようです。

 きのこの観察では、ユニークな形のきのこを次々と見つけました。
20161120I (98)ヒメツチグリ.JPG
 まずはこちら、講師が見つけた小さなきのこ、ヒメツチグリです。どっちが上?下?と見慣れない形のきのこに興味深々の皆さん。実際には小さな丸い部分が上になって地上に見られます。てるてる坊主か、人形がちょこんと立っているようにも見える、面白い形のきのこです。
20161120I (109)ムラサキナギナタタケ.JPG
 続いてのきのこはムラサキナギナタタケです。その名の通り、紫色で薙刀状の細長い形をしています。まるで、イソギンチャクが地面から生えているかのよう。「きのこっぽくないきのこ」を、皆で代わる代わる観察しました。
 最後は参加者自身によるきのこ探しです!短時間にもかかわらず、松かさに発生するきのこを中心に続々と発見!皆さん、「きのこ目」が身についてきたようですね。20161120I (125)マツカサ.JPG
 他、植物では「種子の運ばれ方」というテーマでムクノキ、アラカシ、イロハモミジ、イノコヅチを観察、昆虫ではアオバズクの「食べ残し」、食痕見られる昆虫についてや越冬についての解説が行われました。
 「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、一年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。
 初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。

 

開催報告・レポート 2016年10月15日 14:38

「京都カーフリーデー2016」が開催されました

平成28年9月22日(木・祝)、京都御苑で「京都カーフリーデー2016」が開催されました。カーフリーデーは1997年フランスで始まり、2000年からはEUのプロジェクトとして世界の約2000都市で実施されています。エネルギーや地球温暖化の問題が深刻化する現代社会において「かしこい移動(mobility)の仕方」を目指して、過度にクルマに依存せず徒歩や自転車・電車・バスを利用することによって環境負荷の少ないこれからのライフスタイルを考え、町の賑わい・楽しさ・文化を大切にする取り組みです。

日本でもいくつかの都市で取り組まれており、京都市においても2013年から二条駅周辺を会場に開催されてきましたが、今回はじめて環境省京都御苑管理事務所共催のもと、二条駅前会場とともに京都御苑もイベント会場の一つとなり開催されました。

中立売北休憩所の前では「京都御苑内フリーバイク」と称して、京都御苑内散策限定のレンタサイクルの貸し出しが行われました。歴史や文化、豊かな自然に親しめる御苑内の散策を自転車で楽しもうと、外国人も含め利用者が次々と訪れていました。

160922-1.jpg
160922-7.jpg
 

中立売北休憩所内市民ギャラリーにおいて、「人と環境にやさしい海外の環境交通先進都市」をテーマに、世界各地の交通事情が写真パネルにより紹介され、訪れた方々の関心を集めていました。


160922-6.jpg

 

富小路地区では「きょうと学生自転車安全利用講習会」が京都市上京区役所の主催で開催されました。富小路休憩所を活用した座学と、富小路広場(グラウンド)における自転車実技講習が京都府内の大学生や大学院生等約100名を対象に行われました。

 

座学では、京都府安心・安全まちづくり推進課の野間さんによる、街中で自転車を走行する際に注意すべき交通標識や自転車走行時のルール等が詳しくレクチャーされ、参加者らは真剣な表情で話しに聞き入っていました。
160922-2.jpg

また、富小路広場では、京都府上京警察署の方々の指導のもと自転車を使用した実技講習が行われました。グラウンドに用意された障害物や信号などに注意し、ルールを守りながら周囲の安全に気を配りつつゴールを目指します。学生の皆さんは時折仲間に声援を送ったりしながら、楽しく適切な自転車走行について学んでいました。
160922-5.jpg
 

「モビリティウィーク&カーフリーデー2016」の世界統一テーマは「Smart mobility. Strong economy.(賢い移動。強い経済。)」です。今回のイベントをきっかけに、エネルギーや環境を大切にしながら、皆が住みよい持続可能な社会づくりを目指し、まずは気軽にはじめられる「日常の足」の手段を変える意識作りからはじめてみませんか?

開催報告・レポート 2016年7月 9日 15:28

夏のトンボ池一般公開

20160701I (49).JPG
 7月1日~3日、夏のトンボ池一般公開が行われました。例年は8月ですが、今回は見ごろのハンゲショウをご覧いただけるようにこの日程の開催となりました。
 半夏生(はんげしょう)は元々、夏至から数えて11日目の事を指す言葉です。今年の夏至は6月21日で、公開初日の7月1日が半夏生でした。ちょうどその頃に開花する事からハンゲショウの名がついたとも、開花時期に花に一番近い葉の片側が白くなる事から「半分化粧→半化粧」となったとも言われています。
 葉が白くなる時期でないと、意識する事も少ないのでしょう。毎年トンボ池に来ていても、これ程多くのハンゲショウがあると気付かなかったとおっしゃる方もおられました。
009.JPG
 昆虫で注目を集めたのは、キムネクマバチに寄生する珍しい「ヒラズゲンセイ」です。真っ赤な体色と立派なアゴが特徴で『赤いクワガタ』の異名を持ちますが、実際はクワガタではなくツチハンミョウ科の昆虫です。体液に「カンタリジン」という毒成分がある為、直接さわらないようにと講師から説明がありました。
017.JPG 
033.JPG
 ヒラズゲンセイがとまっているのは、木製の案内板に開けられたキムネクマバチの巣穴のすぐそば。ほぼ定位置にいるので公開中毎日観察できました。
 御苑で見られるようになったのは、実はここわずか2年程です。出現地域や期間が限られ、キムネクマバチとの関係性も含めまだまだ謎の多い昆虫なのだとか。
 神奈川県からお越しの男性は、「地元ではまず出会えない、ヒラズゲンセイを見られただけでもここに来た価値があった。見れば見るほどかっこいい昆虫ですね。」と大変喜んでおられました。
016.JPG
 受付テントに大きなトンボが迷い込み、講師が捕えるとヤブヤンマでした。折角ですから身体に触って見ましょう。トンボの翅がつるつるではなくざらざらとしている理由を、扇子に例えて説明していただきました。
 さらに指をトンボの顔の下に差し出すと、6本の脚でしっかりと掴んできます。はじめは緊張気味だったお子様たちも、その感触におおはしゃぎです。
 その他にもこの季節らしい、トンボ池ならではの様々な生きものたちとの出会いを楽しむ事ができました。20160701I (22).JPG
 (写真:マンネンタケ 和名はサイワイタケ、カサの上に幸せが宿ると言われている)
20160701I (10).JPG
 「幸せになれますように!」
20160701I (86).JPG
 (皆さんが見ているのは…?)   20160701I (51).JPG
 「えっ、こんな所に…??」20160701I (58).JPG
 (写真:樹木のウロから顔を出すモリアオガエル)044.JPG
 (写真:仲良く?樹液を吸うカナブンとゴマダラチョウ)

 次回の公開は来年度、新緑の時期を予定しています。詳細は決定次第お知らせ致します。

 



 

開催報告・レポート 2016年5月 3日 11:31

写真展 ~京都御苑の生きものたち~

011.JPG
 閑院宮邸跡公開10周年の節目を記念し、レクチャーホールにて「京都御苑の生きものたち」と題した写真展を開催しています。
 今回作品をご提供いただきましたのは、長年にわたり京都御苑自然教室で昆虫の講師としてご活躍の塚本珪一先生です。20160428I (6).JPG
 被写体はご専門の昆虫にとどまらず、植物、野鳥、きのこ等々、御苑で出会った様々な生きものたち。あまり知られていない生態の1シーンや、生きもの同士の命のつながりをとらえた作品の数々は、まさに博物学者の視点からのものです。キャプションも合わせ、世界観が面白いとお客様よりご好評いただいております。
 会場には展示解説をご用意しております。作品の展示順に対応しておりますので、是非お手に取りご一緒にご覧ください。より一層作品をお楽しみいただけると存じます。
20160428I (19).JPG
     閑院宮邸跡公開10周年記念写真展
      ~京都御苑の生きものたち~
 

日 時   ~平成28年9月30日(金) 予定
     9:00~16:00 (16:30閉館)
     6月12日、その他都合によりレクチャーホールが閉室になる場合が
     ございます。
     祝祭日を除く月曜日は休館です。
場 所  閑院宮邸跡収納展示館 レクチャーホール

開催報告・レポート 2016年4月24日 16:48

春の自然教室

20160417I シャガの観察(22).JPG

 4月17日、京都御苑春の自然教室が開催されました。雨が降ったり止んだりの不安定な天候でしたが、45名の方にご参加いただきました。今回は乾御門に集合し、春の昆虫、植物、野鳥、きのこについての解説が専門の講師によって行われました。
 植物はコブシ、群生するシャガ、オドリコソウの花の作りについて、昆虫はミツバチの生態と昆虫の名づけについての興味深い話を聞くことができました。20160417Iエナガの巣の解説 (38).JPG

 野鳥の観察では、地面に落ちたエナガの巣を見つけました。まずエナガを知らない参加者の為に写真で紹介し、その後巣が何で作られているかを調べました。
 巣は集められたコケをクモの巣でまとめ、丸い袋状に形成されていました。よく見ると表面には白く小さなものが混じっています。これは樹木の表面に生えている「ウメノキゴケ」で、見た目をより樹皮に近づける事で巣が目立たないように、エナガがカムフラージュしているものだと説明がありました。20160417Iキクラゲの観察 (116).JPG

 きのこは雨が幸いし、状態の良いものを観察することができました。水分を含み大きく膨らんだキクラゲには皆さん興味津々、実際にさわって感触を味わいます。
 続いて、フウの実に発生するきのこを探し、独特な形のきのこを間近に観察しました。
 最後に、輪廻転生の過程を担うきのこの存在の重要性について詳しい解説が行われ、皆さん納得した表情で聞き入っていました。
(写真:キクラゲ)20160417I フウの実に発生したきのこ(157).JPG
(写真:フウの実に発生したきのこ)

 「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、一年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。
 初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。

開催報告・レポート 2016年1月30日 15:27

冬の自然教室

20160124u (45).JPG
 1月24日(日)、京都御苑冬の自然教室が行われました。40年に一度の大寒波襲来との予報にどうなることかと心配でしたが、雪も降らず良いお天気に恵まれました。風が吹くとさすがに寒さが身にしみましたが、83名の方々と自然観察を楽しみました。20160124I (20).JPG
 植物はマテバシイ、キヅタ、シュロの観察です。ツル植物のキヅタは、なぜ落葉樹にまとわりつくのか?同じ落葉樹でもイチョウにはつき、ケヤキにつかないのはなぜか…?等々、興味深いテーマのもと次々に解説が行われました。ユーモアを交えつつ語られる内容はどれもこれも目からウロコ!聞く人を飽きさせません。
 「キヅタはまとわりついた樹木を枯らさないから、相手を慮る性格だと言えます。」とのコメントには、皆さん笑いながらも深く納得の表情でした。20160124I (100).JPG029.JPG
 野鳥では、冬の御苑の風物詩?イカルの群れに出会いました。地上でバチバチと木の実を割る様子を観察後、講師から野鳥の食性についての解説がありました。   
 移動中には、強風に飛ばされたメジロの巣(巣立ち後)を偶然見つけるというハプニングも。028.JPG
(写真:メジロの巣を内側から)017.JPG
(写真:メジロの巣の外側)
 巣材には植物の講師から解説があったシュロ皮の繊維が使われており、思わぬところで自然のつながりを実感することができました。(巣の外側には、ビニール紐も使われていました。)

 その他、ゴマダラチョウの幼虫やモンキツノカメムシ等の越冬昆虫、トンボ池ではクロスジギンヤンマのヤゴ他、水生昆虫を中心に観察しました。

 「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。
 始めての方もぞどうぞお気軽にご参加下さい。

 

 

開催報告・レポート 2015年12月 6日 15:34

秋の自然教室

20151129u (46).JPG
 11月29日(日)、秋の自然教室が行われました。親子での参加が多く賑やかな雰囲気の中、139名の方にお集まりいただきました。
 今年も石薬師御門前に集合、6名の講師による解説が行われ、深まる秋の景色と共に自然観察を楽しみました。2015.11.29I(103).JPG
 バッタが原できのこの観察です。「ここだけで10種類以上のきのこがありますよ」との呼びかけに、足元を丁寧に探します。カニの爪にそっくりな「カニノツメ」、法具の三鈷杵に形が似ている「サンコタケ」、ツバの部分が裂けている「サケツバタケ」、ヒトの脳みそのような皺のある「ノウタケ」等々…。きのこの名づけの理由に、ひとつひとつ納得です。
 写真はホコリタケの仲間、ノウタケの成菌と老菌を比較している所です。講師が老菌を突くと胞子が煙のように舞いあがり、驚きの声があがりました。2015.11 (40).JPG
 野鳥ではセグロセキレイ、ハクセキレイの違いを観察した後、バッタが原で同じセキレイの仲間、ビンズイに遭遇しました。 フィールドスコープで早速観察します。尾羽を上下にゆっくり振る様子に、参加者から「愛らしいなあ」という声が聞こえてきます。069 ビンズイ.JPG
 (写真:ビンズイ)
 
 さらに混群(異なる種の野鳥が混ざった群れ)が現れ、講師から詳しい解説が行われました。シジュウカラやコゲラ、エナガ他、様々な野鳥との出会いを楽しめたひとときでした。
 「京都御苑自然教室」は春夏秋冬、年に4回開催しています。詳細は京都御苑ニュース、苑内ポスター、ホームページ等で随時お知らせしています。初めての方もどうぞお気軽に参加下さい。

2017年9月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30